睡眠不足の影響や症状は?【不健康だけでなく肌荒れや太りやすい体質に】

睡眠不足アイキャッチ 睡眠について

「最近、寝不足で体が重たい・・・」

「あんまり寝ていないせいか頭が回らない・・・」

「家事や仕事中もずっと眠たい・・・」

このような状態の人も多くいるかと思います。

今回はこんな状態が続くとどうなるかお答えします。

睡眠環境・寝具指導士で現役の寝具業界の営業マンのしーさん(@lipton0507)が解説します。

現代人のみなさんは家事に仕事に学校や遊びなど様々な要因で睡眠時間が不足しがちです。

短期間の睡眠不足であれば休みの日などまとまった睡眠時間を確保することで解消できますが、長期間の睡眠不足や慢性的な睡眠不足だと脳や体にいろいろな影響を及ぼすことになります。

今回の内容は睡眠不足が引き起こす影響や睡眠不足の状況が続くとどのような状態になっていくのか?といった内容になります。

みなさんも睡眠不足になるとどんな状態になるのかをみて、睡眠不足だと感じているようでしたら生活習慣の改善を考えた方がいいですよ。

そんなことより睡眠の質を改善する方法が知りたい人は睡眠の質を改善する方法のまとめという記事をご覧ください。

 

スポンサーリンク

大脳機能の低下

脳みそ解説

睡眠が不足すると、前頭連合野(前頭葉とほぼ同じ)と頭頂連合野(頭頂葉とほぼ同じ)の脳機能が低下するといわれています。

いきなり前頭連合野や頭頂連合野と言われてもわからない人が多いと思います。
簡単に言ってしまえば人間らしくある為の機能の大部分に影響があると思っていただければ大丈夫です。

 

具体的にどう影響があるのかというと下に簡単にまとめます。

 

 

睡眠不足になると起こる能力の低下

認知力の低下

外界情報の意味の理解、状況変化への柔軟な対応する力が低下

 

論理的思考力の低下

記憶を適切に引き出して論理的に思考する力が低下

 

注意力の低下

長時間の単純作業でミスをしないように注意する力の低下

 

記憶力の低下

記憶の定着、不必要な記憶の消去など記憶の整理する力の低下

 

大脳のこれだけの機能が低下し、子供から高齢者の方まで様々な生活行動に悪影響を与えます。

認知力の低下や論理的思考力の低下は知的生産活動の低下に繋がりますので仕事上でのパフォーマンスにも大きく影響を及ぼします。

 

睡眠不足の時って仕事や勉強しててもなかなか頭に入ってきませんよね?

考えも上手くまとまらなかったり、すぐそこにあるモノが見えてなかったりすることもありませんか?

みなさんも一度や二度は睡眠不足になったことがあると思うので経験として知っている人も多いでしょう。

また寝不足の状態が長く続いていると日中の起きている時間帯でも強い眠気や一瞬意識が飛んで寝てたといったことが起こりやすくなり、最悪の場合は交通事故などのヒューマンエラーによる事故リスクが増大する危険性もあります。

 

睡眠不足によって記憶力の低下や学習成績が低下するという悪影響は大人もそうですが子供の大脳の発達において特に問題視されています。

 

よくテスト前なんかに徹夜で勉強して一夜漬けでテストを乗り切った人もいるでしょう。

でもその時に一夜漬けで勉強した内容ってびっくりするぐらいすぐに忘れてませんか?

適度な睡眠をとる方が圧倒的に記憶の定着率がいいです。

お子さんがいらっしゃる方は睡眠を大切にしてあげてくださいね。

 

精神的に不安定になりやすい

怒っている女性

睡眠不足になると精神的にも不安定になりやすくなります。

睡眠不足の時にイライラしやすくなったり、涙もろくなってしまったりしたことはありませんか?

 

睡眠不足が続くと情緒不安定になりやすく、感情の起伏が激しくなってしまいます。

また睡眠不足が続くとストレスもたまりやすくなります。

ストレスは睡眠中にある程度処理されていきますが、睡眠不足が続くと翌日に持ち越します。

 

この持ち越したストレスがたまっていくと睡眠障害を引き起こす可能性もありますので注意が必要です。

ここでの睡眠障害というのは入眠障害、中途覚醒、早期覚醒、熟眠障害の4つになります。

この睡眠障害ですが、ざっくりと簡単に説明を下にまとめておきます。

 

 

4つの睡眠障害の特徴

入眠障害

寝つきが悪くなり、眠りに入るまでに時間がかかる。

 

中途覚醒

眠りに入ってから何度も途中で目が覚めること。

 

早期覚醒

本来起きたい時間よりも早く目が覚めてしまうこと。

 

熟眠障害

眠りが浅く、睡眠時間が十分でも満足感が得られない状態。

 

 

このように睡眠不足の状態が長く続くと睡眠障害を引き起こす可能性もありますので注意が必要です。

精神的に不安定になることにより睡眠不足の状態が続くといったような負のスパイラルに陥ってしまうこともあるので、睡眠はしっかりととるようにしましょう。

 

免疫機能の低下

ウイルスと注射

睡眠不足の状態が長く続くと、神経免疫(脳・神経系が関与する免疫)の機能や液性免疫の機能が弱まり生体の防御・維持機能が低下して健康全般に悪影響が生じます。

 

簡単にいってしまうと風邪をひきやすくなったりダニの死骸や花粉などの抗原に対する抗体反応が正常でなくなりアトピー性皮膚炎や花粉症などの発症リスクが高まります。

 

生活習慣病のリスクの増大

血流

睡眠不足は高血圧症・虚血性心疾患・脳血管性認知症の要因にもなります。

睡眠不足の状態だと睡眠中に交感神経系が優位になりホルモンを分泌させます。

このホルモンが睡眠中の夜間にも分泌されることによって血圧や心拍数を上昇させる要因になります。

血圧が高くなるとと循環器系疾患のリスクも高くなりますので注意が必要です。

 

また睡眠不足は代謝系や食欲に影響して肥満にも繋がります。

30~60歳の男女1,024名を対象としたスタンフォード大学の疫学調査によると8時間睡眠の人と5時間睡眠の人を比較した場合、血中のグレリン(食欲亢進ホルモン)が14.9%増加し、レプチン(食欲抑制ホルモン)が15.5%減少することが報告されています。

 

眠気や朝ごはんを抜いたり日中に活動量が減ってエネルギー消費が低下するだけでなく、睡眠欲求が強い場合には糖質代謝がエネルギー蓄積方向に切り替わり脂質として体内に蓄えられます。

 

これらの悪影響が蓄積されると、肥満を要因とする生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧を経由する虚血性心疾患・脳血管疾患)のリスクが増大することに繋がります。

さらに睡眠不足は消化器系にも影響し、便秘になる可能性も高まります。

下のサイトがわかりやすく解説されているので、もっと深く知りたい人は参考にどうぞ。

 

肌荒れや老化が促進される

若い手と老いた手

睡眠不足の状態ではタンパク合成に関与する成長ホルモンの集中的な分泌が阻害され、細胞分裂や損傷した身体細胞の再生を睡眠中に促進できなくなります。

その結果、身体的疲労回復が不十分になったり、肌荒れなどのトラブルが生じたり子供の心身の成長を阻害したりという悪影響が生じます。

 

本来であれば寝ている間に細胞の修復や新陳代謝の活性化が行われ抗老化を働きかけるのですが、睡眠不足の状態では正しく機能しません。

結果的に睡眠不足の状態では体内の老廃物の処理も上手くいかず、老化が促進されることになります。

 

睡眠不足についてのまとめ

まとめのイメージ

睡眠不足に陥ると様々な影響があることがわかったかと思います。

ただ睡眠不足が及ぼす影響は全てが解明されているワケではありません。

今後解明されてくる部分もあるかと思いますので随時更新していくようにします。

少しぐらいの睡眠不足であれば休みの日で回復できますが、毎日の積み重ねでなってしまう慢性的な睡眠不足は注意が必要です。

この慢性的な睡眠不足は「睡眠負債」とも呼ばれています。

2017年の新語・流行語大賞でも話題になったので知っている人もいるかもしれません。

スタンフォード式 最高の睡眠という本でも紹介されていますので興味がある方は読んでみては如何でしょうか?

スタンフォード式最高の睡眠 [ 西野精治 ]

created by Rinker

みなさんも睡眠不足には気をつけてしっかりと質のいい睡眠をとってくださいね。

睡眠の質については下の睡眠の質を改善する方法まとめにてまとめていますのであわせてご覧ください。

 

睡眠について
スポンサーリンク
しーさんをフォローする
スポンサーリンク
サボログ

コメント