オーダーメイド枕を買いに行ったら他のものまで勧められそうでお店に行くの嫌だな・・・
オーダーメイドの枕って高いよね。安いのってないの?
この記事ではこんな疑問にお答えします。
睡眠環境・寝具指導士で寝具業界の営業のしーさん(@lipton0507)が解説します。
オーダーメイド枕ってお店に行かないと買えないし、値段も高い・・・
それに他のものまで売りつけられそうでお店に行くのは嫌だ・・・
こんな人は多いですよね。
実際、僕もオーダーメイドの枕を使っていますが、メンテナンスで行く度にマットレスやらなんやらを勧められます。
このセールスを断るのはめちゃくちゃ面倒で大嫌いです。
あっさり引き下がってくれるならいいですけど、たまにしつこい人にはかなりイライラします。
そんな面倒を全部省いてくれるおもしろい枕を見つけたので紹介します。
その名もDr.Layer(ドクターレイヤー)。
今の枕に全く不満がない僕ですが、ちょっと久しぶりに使ってみたいなと思わせてくれる枕だったので調べてみました。
せっかく調べてみたので、忘れないように書き留めておきます。
いつか自分で試したいみたいと思わせてくれる枕です。
実際に僕が買って使った枕を【有名寝具メーカー】実際に買って使った枕のレビューまとめ【オーダーメイドまで】という記事でまとめています。
ちゃんと実際に使った枕のレビューが知りたいという人はこちらの記事も参考にしてください。
Dr.Layer(ドクターレイヤー)とは?
Dr.Layer(ドクターレイヤー)枕はお店に行くことなく自宅にいながらスマホで簡単に自分に合った高さの枕を作ることができます。
なんとその時間は約10分!
店頭で作った場合は約1時間ぐらいかかることを考えれば、圧倒的に時短ですよね。
もちろん仰向きで寝る人にも横向きで寝る人にも対応しています。
この枕を開発したムーンムーンという会社は寝具のメーカーとしては新しい方でそこまで知名度は高い会社ではないですが、多数のメディアにも掲載されています。
代表的なところを書いておくなら「マツコの知らない世界」や「めざましテレビ」、「スッキリ」などでも紹介されていますよ。
今は知名度が低いかもしれませんが、今後伸びてくる会社かもしれません。
そんな会社が力を入れて開発したのがこのDr.Layer(ドクターレイヤー)です。
ちなみにスマホでオーダーメイド枕ってこの枕が初めてだと思います。
大手寝具メーカーでもスマホでオーダーメイド枕はまだないです。
そう思うと興味が沸いてきませんか?
では具体的にメリットやデメリットを解説していきましょう。
実際このDr.Layer(ドクターレイヤー)ってどうなの?
本当にいいの?
こんな風に思いますよね。
きっちり分析してみた結果、メリットは多いですよ。
具体的に5つのメリットがあったので解説していきます。
スマホで簡単にオーダーメイド枕が作れる
まずはなんといっても自宅にいながらスマホで簡単にオーダーメイド枕を作れることです。
この利便性の良さは他のオーダーメイドにはない大きなメリットです。
オーダーメイド枕を作る手順も簡単。
- Pillow Consultantにアクセスして開始をタップ
- 新規会員画面から名前と身長と体重、普段の寝姿を選んで登録
- ホーム画面の「初めての調整」をタップ
- 自分にあった最適な高さをAIが提案
- 仰向き寝と横向き寝の状態に合わせて微調整
- 調整完了!
※もう少し調整が必要なら「再調整する」から調整可能
こんな感じで約10分で完了。
スマホに身長、体重、普段の寝姿を登録したらAIが最適な高さを提案してくれます。
組み合わせを試しつつ、仰向き寝と横向き寝での高さの微調整があって完了。
めっちゃ簡単です。
ちなみにこのDr.Layer(ドクターレイヤー)の最大のメリットは自宅で作れるので、今使っているマットレスや敷き布団との組み合わせで試せるところ。
オーダーメイド枕を作ったものの家に帰って、合わないなんて経験はありませんか?
何度でも調整してくれるタイプのオーダーメイド枕なら問題ありませんが、調整に行くのも手間がかかりますよね。
このDr.Layer(ドクターレイヤー)はそんな合わないがなくなりますよ。
合わなくても何度でも調整可能
仮に調整が上手くいかなかったとしても、微調整が可能です。
そんな時はPillow Consultantから「再調整する」というところをタップすれば、後から調整できます。
人とのやり取りやお店に行く必要もなく、わずらわしい手続きもないので楽ですよね。
何度やっても合わない場合は相談できる
それでも合わない・・・
そんな場合は個別相談もできます。
Pillow Consultantのホーム画面の「個別相談」ボタンから睡眠インストラクターに枕の高さを相談できますよ。
自分では合わせれなかった場合でも相談できるのは安心ですね。
面倒なセールスは一切なし
他のオーダーメイド枕の場合はお店に行かないといけないので、他の羽毛布団やマットレスなどを勧められることがあります。
店舗に行くことなく自宅で手軽にできるので、そんな面倒なセールスがありません。
なんとなく寝具の専門店に入りにくいと思っている人やセールスされるのが嫌だと思う人には嬉しいポイントですよね。
一般的なオーダーメイド枕よりも安い
オーダー枕って高いものが多いんですよね。
2万円ぐらいのものから5万円ぐらいのものまであります。
僕の使っている枕も当時3万5千円ぐらいしましたし。
このDr.Layer(ドクターレイヤー)枕の値段はアマゾンで買う場合は19,800円(税込み)です。
ちなみに公式サイトから買うと19,250円(税込み)なので少しお得に買うことができますよ。
高いオーダーメイド枕と比較した場合、半分ぐらいの値段で買うことができます。
めっちゃお買い得です。
Dr.Layer(ドクターレイヤー)の3つのデメリット
手軽で簡単に調整できるDr.Layer(ドクターレイヤー)ですが、デメリットもあります。
とはいえ、このデメリットはこの枕ののデメリットというよりは素材共通のデメリットであることがほとんどです。
実際にDr.Layer(ドクターレイヤー)だからこそのデメリットはひとつしかありません。
それでは具体的に解説していきます。
いつかはへたる
このDr.Layer(ドクターレイヤー)の中の素材は低反発ウレタン素材のシートが使われています。
ウレタンシートはいつかはへたります。
これはウレタンの仕様なので、どうしようもありません。
ただ、これは高さ調整で使わなかったシートを取っておいて、入れ替えながら使えば長く使うことができますよ。
本体は洗えない
残念ながら本体は洗えません。
これもウレタンの特徴でどうしようもありません。
普段のお手入れは風通しのいいところで陰干しをしておくだけで大丈夫ですよ。
くれぐれも天日干しはやめてくださいね。
ウレタンは日光に弱いので黄色に変色することがあります。
カバーは問題なく洗えるので汚れや寝汗が気になるようであれば、カバーをこまめに洗うようにしましょう。
身長が140㎝未満の人は使えない
このDr.Layer(ドクターレイヤー)は身長140㎝未満の人は使えません。
というより、ただ使うだけならできますがAIのサポートの対象外なんですよね。
なので高さ調整は自分ですることになります。
それならあまり意味ないですよね。
身長が140㎝未満の人は残念ながらおすすめできません。
Dr.Layer(ドクターレイヤー)の口コミや評判は?
実際にこのDr.Layer(ドクターレイヤー)枕を使っている人の口コミがどうなのかも調べてみました。
口コミの一部を抜粋しますね。
※アマゾンレビューより引用
柔らかいタイプの枕を購入。
こちらの枕は、自分にぴったりあう枕にカスタマイズできる点が魅力だと思います。
枕購入時は「少し高さがある…」と思いましたが、注意書き通りに枕をカスタマイズして、自分にぴったりあう枕を作ることができたので満足です。
自分好みにカスタマイズできるので「自分には合わない!」というミスマッチもないので安心。
カバーもスベスベしているので肌触りが非常に気持ちがいいです。これからの睡眠がより楽しくなりそうです。ありがとうございました。
※アマゾンレビューより引用
公式サイトからのレビューだと良い口コミを掲載するところが多いので、アマゾンのレビューを参考に引用させていただきました。
といってもアマゾンのレビューも高評価しかなかったんですけどね。
口コミの内容としては、高さ調整がしやすかった、サポートの対応が良かった、自分で調整できるので合わないがないなどの内容が多いですね。
ちょっとまだまだ口コミやレビューの数が少ないので、評価しにくい部分はありますが現状のレビューの評価に高評価が多いというのは安心材料になりますよ。
Dr.Layer(ドクターレイヤー)は2種類ある
実はこのDr.Layer(ドクターレイヤー)枕はソフトとハードの硬さが2種類から選べます。
個人的におすすめはハードタイプです。
この硬さのタイプで微妙に内容物も変わりますので注意ですよ。
内容物に関しても個別に紹介しておきます。
先にサイズや生地の素材などの共通の仕様についてまとめておきます。
- 外カバー
生地:ポリエステル100%
中材:ウレタンフォーム+吸湿シート
- 内カバー
生地:ポリエステル65% 綿35%
マチ(サイドの生地):ナイロン80% ポリウレタン20%
生地素材はソフトでもハードでも共通です。
中のウレタンには違いがあるので自分に合っているのはどちらか見ておいてください。
ハードタイプをおすすめする明確な理由もあるので、ソフトタイプとハードタイプの特徴を簡単に解説していきます。
Dr.Layer(ドクターレイヤー)枕のソフトタイプの特徴
まずは柔らかめのソフトタイプの解説をしていきます。
内容物に関しては画像を見てもらった方が理解しやすいのでコチラをご覧ください。
※楽天の商品紹介ページ
こんな感じで11枚のシートが入っています。
この11枚のシートで高さを調整します。
ソフトということで柔らかめですが、パウダービーズやポリエステルわたの枕よりかはしっかりとした寝心地になりますよ。
とはいえ、枕に沈み込むような寝心地が好きな人はこのソフトタイプがおすすめです。
Dr.Layer(ドクターレイヤー)枕のハードタイプの特徴
次にハードタイプの特徴も簡単に説明していきます。
解説をする前にまずは内容物を見てみましょう。
※楽天の商品紹介ページ
先ほどのソフトタイプと比較した場合、Bの調整シートが2㎝が2枚とさらに細かく分割されています。
なのでこのハードタイプのウレタンシートは全部で12枚になります。
僕がハードタイプをおすすめする理由はこのウレタンシートの多さなんですよね。
より細かく分割されているので、より細かな調整ができるようになっています。
この細かさが、より自分に合った枕に調整することができますよ。
それに仮に1枚使わなかった場合、枕がへたってきたときに交換用の予備として使うこともできるのでコスパがさらに向上します。
公式サイトでもハードの方が対応範囲が広くおすすめしていますし、身長が181㎝以上の人の大きめの人はこのハードタイプがおすすめとも書いています。


ハードだと硬くて寝れないんじゃないの?
こんな風雨に思う人もいますよね?
ハードタイプと書くとかなり硬めのイメージをもつかもしれませんが、元の素材が低反発ウレタンなのでそこまでカチカチに硬いということはありません。
ふかふかの枕で寝たいという人以外はこちらの硬さを選んでも問題ないですよ。
実際にDr.Layer(ドクターレイヤー)を試すことはできる?
そんなDr.Layer(ドクターレイヤー)枕ですが、実際に店舗で試したいという人もいますよね?
販売元である熊本県にあるムーンムーン本社で試すことができますよ。
予約も不要で睡眠相談も無料で受け付けてくれます。
近くの人だけになってしまうかもしれませんが、行って試せる人は試してから購入を検討するのがおすすめです。
Dr.Layer(ドクターレイヤー)を安く買う方法
最後にこのDr.Layer(ドクターレイヤー)枕を安く買う方法も気になりますよね。
アマゾン、楽天、ヤフーでも買えるこの枕ですが、少しだけでも安く買える方法はあります。
ポイントを利用して通販で買う。
これが基本1番安いです。
アマゾンや楽天などでは19,800円(税込み)ですが、ポイント利用をすれば多少安くは買えますよ。
もちろん送料込みの値段で比較しています。
しかも、楽天ユーザーであれば楽天ポイントなどがつくキャンペーンをやっている場合があります。
ポイント10倍などのキャンペーンがある場合は楽天の方が安くなることがあります。
ペイペイのキャンペーンなどがある場合はヤフーの方がお得になる場合もあるので、買う前にしっかりと確認をしてから選ぶのが1番大事ですよ。
自分にあったお店で買うようにしましょう。
Dr.Layer(ドクターレイヤー)のまとめ
スマホで簡単にオーダーメイド枕が作れるDr.Layer(ドクターレイヤー)枕について解説してきました。
本当は実際に試したことがあるものや知っているものを紹介するのがいいのですが、スマホで簡単オーダーメイドというところがおもしろかったので考察してみました。
今後AI技術やVR技術が発展してくるとこの流れは加速してくると思います。
そんな先駆けになるこの枕は純粋におもしろいと思いました。
できることなら自分で試してみたい枕ですね。
いつか試す機会があればもっと詳しくレビューします。
枕の選び方や悩み、おすすめの枕については寝具指導士が教える枕の選び方とおすすめの枕のまとめ【横向き寝にも対応】という記事でまとめています。
他にも有名な枕や人気の枕を厳選して僕が実際に買って使ってみた感想を【有名寝具メーカー】実際に買って使った枕のレビューまとめ【オーダーメイドまで】という記事でまとめています。
他の枕も気になるなという人は参考にしてみてください。
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