同棲することになったけど、ベッドはダブルサイズでいい?
2人で住むのに本当にダブルでいいんだろうか?
この記事ではこんな疑問は解決できます。
睡眠環境・寝具指導士で寝具業界の営業のしーさんが解説します。
新婚生活を始める際に、多くのカップルが選ぶダブルベッド。
しかし、その選択が失敗に繋がることがあることをご存知ですか?
「新婚 ダブルベッド 失敗」というキーワードで検索する人たちが抱える悩みは、選んだベッドが生活に与える影響です。
この記事では、僕の実体験とダブルベッド選びでありがちな失敗とその回避方法を詳しく解説し、あなたの新婚生活を快適にするための選び方をご紹介します。
結論から言うと、ダブルサイズのベッドは本当におすすめしません。
失敗を避けるための具体的な対策を知り、理想的なベッド選びに役立ててください。
結婚10年の僕はシングルベッドを2つ並べて寝ています
僕は結婚して10年経つのですが、結婚当初から妻と同じ寝室でシングルベッドを2つ並べて寝ています。
最初は予算やスペースの問題もあり、ダブルベッドも考えました。
ただ、僕が帰ってくるのが遅かったり、お互いの寝返りが気になって目が覚めるのが嫌なこともありシングルベッドを2つ並べることにしました。
結果的にこれが大正解。
ダブルベッドを使用していると当然掛け布団もダブルサイズを選ぶことになると思うのですが、寒い時期なんか布団の取り合いになることもありますよね。
布団の取り合いでちょっと気まずくなったり、ケンカしたり・・・なんてことも心当たりありませんか?
シングルベッド2つ並びだと掛け布団もシングルサイズをそれぞれ使っているので、取り合いにならないので暖かく朝までぐっすり眠れます。
結婚生活や同棲しているカップルでケンカしないコツのひとつはささいなストレスを溜めないことだと思うので、日ごろからストレスの原因になることは出来るだけ取り除いておいた方がいいです。
しかもマットレスの硬さの好みが違っていたりすれば、そもそもあまり寝つきも良くないですよね?
シングルサイズを2つ並べる場合はそれぞれの好みにあったマットレスを選ぶこともでき、掛け布団も自分の好みにあったものを使えます。
これもめちゃくちゃ大事なポイントです。
それに別々の部屋で寝たいとなった時でもシングルベッドが2つあれば移動させるだけで簡単に別々に寝ることができますしね。
本当におすすめです。
新婚生活におけるダブルベッドを避けるべきその理由
僕自身も最初そう思っていたので気持ちはよくわかるのですが、ダブルベッドは避けた方がいいというのが僕の意見です。
絶対ダブルベッドはダメっていうワケではありませんが、避けるべき理由を簡単に解説します。
寝返りの幅が不足する
ダブルベッドは大人二人が並んで寝るにはギリギリのサイズです。
特に寝返りを打ちたい人には狭く感じられたり、隣でごそごそと動いていると気になる人にはおすすめできません。
さらに寒い時期は布団の取り合いになる可能性もあるので、パートナーの寝相によっては体調面も気になります。
寝返りの幅に制限ができると快適に眠れるとは言いにくく、地味にストレスをため込んでしまうことになります。
スペースの圧迫感
小さめの寝室でダブルベッドを使うと、部屋全体のスペースが狭く感じることがあります。
結果として、周りこんだりしないといけなかったり移動が不便に感じることもあります。
ベッドを壁際に寄せるなどすれば、ある程度のスペースは確保できますがそれでも不便です。
どちらか一人がベッドの足元から出入りすることになってしまいますしね。
正直、面倒だと思います。
パートナーがベッドに入るタイミングや起きるタイミングで目が覚めやすい
パートナーのどちらかが夜更かししたり、朝が早かったりする場合はベッドへの出入りで目を覚ますことがあります。
これが地味にストレスたまるみたいです。(これは友達から聞いた話)
生活リズムが一緒ならそこまで気になることはありませんが、どちらかが夜更かしをしたり早起きだったりする場合は気になることも多いので注意してください。
ベッド選びの失敗を回避するための選び方と対策
せっかくの新婚生活をベッドで台無しにしたくはないですよね。
しかも毎日続く生活の中で満足に眠れないというのは本当に大きなストレスになります。
そんな失敗を回避する方法のベッドサイズの選び方と注意点を簡単に解説してみます。
お部屋の広さに適したサイズ選び
部屋のサイズに合わせてベッドを選ぶことで、スペースの有効活用が可能になります。部屋に合ったサイズのベッドを選び、余裕のある空間を確保しましょう。
お部屋のスペースや予算など、どうしてもダブルサイズでなければダメな理由があるのであれば仕方ないですが、ダブルとは名ばかりで実際には思っている以上にダブルサイズって狭いですよ。
めちゃくちゃ広い寝室を用意してくださいとまでは言いませんが、できれば寝室も6畳程度はスペースを確保してお部屋にあったベッドサイズを選びましょう。
シングルサイズを2つ並べる
まずは僕も使っているようにシングルサイズを2つ並べて使うことが1番おすすめです。
シングルを2つ並べることでしっかりと自分のスペースを確保できますし、掛け布団もシングルを1つずつ使用するので布団の取り合いになることもなく快適に眠れます。
他にもメリットがあって、シングルサイズの掛け布団やカバー類などのお布団周辺アイテムの種類も豊富ですし、価格を抑えることができます。
地味にダブルサイズなど大きなサイズって割高になりますし、セールの対象から外れることも多いんですよね。
もし将来的に子供が出来て別々の部屋で寝ることになったとしても、シングル2台なら別室に移せばいいだけなのでその点でもおすすめですよ。
クイーンサイズやキングサイズを選ぶ
クイーンサイズのベッドは、ダブルベッドよりも広く、より快適な睡眠空間を提供します。
特に寝返りをよく打つ人や、広い空間を求めるカップルには最適です。
どうしても1台のベッドで一緒に寝たいというのであれば最低でもクイーン以上のベッドがおすすめです。
ただ、クイーンサイズやキングサイズのベッドや布団となると商品数もぐっと少なくなりますし、値段もかなり割高になります。
モノによっては特注で作ってもらわないといけないケースもあります。
一言で言ってしまえばコスパ悪いんですよね。
しかもシングル2台よりも狭いですし。
処分するのも大変ですし。
このサイズのベッドはきっちりとベッドメイクするのも大きくて大変なので、結構苦労すると思います。
大きいサイズのベッドを買う場合はしっかりと覚悟を持って選ぶようにしてください。
相手の好みを考慮する
ベッド選びでは、相手の好みを考慮することも重要です。
例えば、硬めのマットレスが好まれる場合や、柔らかめのマットレスが好まれる場合など、個別のニーズに合わせた選択が求められます。
二人とも同じ硬さのマットレスが好みで体型にあっているのであれば問題ないですが、柔らかいタイプが好きな人と硬いタイプが好きな人がどちらかに合わせて寝ると寝心地が悪く、合わないマットレスを長く使っていると体の不調にもつながります。
そういった意味でも僕はシングルベッド2つがおすすめです。
自分にあった硬さのマットレスを選べますしね。
長期的な視点での選択
短期的な快適さだけでなく、長期間の使用に耐えられるベッドを選ぶことが重要です。
ベッドフレームやマットレスはいろんな種類なものがあり、値段もピンからキリまであります。
なかなか選ぶのは難しいですが、あまり安いものだと劣化も早い傾向があります。
コストを抑えることも大切ですが、長期的な耐久性や快適性を考慮して選びましょう。
ベッドについては【失敗しない】ベッドの選び方をサイズや素材・種類ごとに解説!【メリット・デメリットあり】という記事でこの記事より詳しく解説しているのでそちらも参考にしてみてください。
新婚カップルがダブルベッドで失敗する理由と対策のまとめ
ダブルベッド選びは、新婚生活を快適にするために非常に重要です。
多くのカップルが直面する「新婚 ダブルベッド 失敗」の問題は、サイズの選定ミスや品質の問題が主な原因です。
適切なサイズを選ばなかったり、品質の低いベッドを選んでしまうと、長期間にわたって不快な思いをすることになります。
これを回避するためには、シングルサイズ2台使いやクイーンサイズ、キングサイズなど、より広いベッドを検討し、マットレスやベッドフレームの品質をしっかりとチェックすることが大切です。
また、相手の好みも考慮し、長期的に使用できるものを選ぶことが重要です。
これらのポイントを押さえて、自分たちにぴったりのベッドを見つけることで、より快適な新婚生活を実現しましょう。
スペースがない場合はベッドでは敷き布団という選択肢もありだと思います。
敷き布団とベッドやマットレスの違いについてはマットレスと敷き布団の違いを徹底解説!あなたに最適な寝具を見つける方法という記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
掛け布団についてはやっぱり羽毛布団が最高だと思っています。
そんな僕がしっかりと厳選しておすすめできる羽毛布団を毎年ランキング形式で紹介しています。
詳しくは【2024年】羽毛布団のコスパ抜群おすすめ人気ランキング10選【寝具業界の人間が選んでみた】という記事をご覧ください。
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