マットレスの厚さ(高さ)の失敗しない選び方【厚みでお手入れの頻度が変わる】

マットレス
マットレスの厚さっていろいろ種類があるけど、どれを選べばいいかわからない・・・
マットレスの厚みで何か変わるの?
自分にあった厚みはどれくらいの厚みなんだろう?

 

この記事ではこんな疑問にお答えします。

 

睡眠環境・寝具指導士で寝具業界の営業のしーさん(@lipton0507)が解説します。

 

マットレスって薄いタイプのものからホテルのベッドのように分厚いタイプまでいろいろありますよね。

 

なんとなくマットレスの厚さを選んでいませんか?

 

マットレスの厚さもしっかりと用途があります。

値段だけで選んだら失敗することもありますよ。

 

この記事ではマットレスの厚さの種類や選び方について解説します。

最後の方でマットレスの厚さ別のお手入れ方法も簡単に解説しますので参考にしてください。

この記事を読めば自分に合ったマットレスの厚みがわかりますよ。

 

この記事を読めばわかる内容
  • マットレスの厚さの種類
  • 用途別のマットレスの選び方
  • 厚み別のお手入れ方法
こんな疑問を解決
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マットレスの厚さ(高さ)の種類

クエスチョンマーク

マットレスの厚さは大きく分けると7種類あります。

各メーカーで多少の前後はあったりしますが、だいたいこの7種類の近くになることが多いです。

 

まずは一覧表で比較してみましょう。

 

厚み使い方と向いている人
3㎝一般的なマットレスパッドやトッパーの厚み。
基本的には単独では使わずに今ある寝具の上に乗せて使うタイプ。
5㎝少し分厚いタイプのマットレストッパー。
大柄な人や体重が重めの人に向いている。
小学校3年生ぐらいまではこれ1枚でもOK。
7㎝床に直置きできる敷き布団タイプに多い厚み。
小柄な人や中学生ぐらいまでは1枚でもOK。
10㎝床に直置きできる敷き布団タイプに多い厚み。
ほとんどの人が1枚で寝れる厚み。
収納できるギリギリの厚み。
15㎝ベッドフレームの上で使うベッドマットレス。
ほとんどの人が寝ても問題ないタイプ。
25㎝ベッドフレームの上で使うベッドマットレス。
一般的なマットレスのサイズで種類も豊富。
重たいのでお手入れの時は2人がおすすめ。
35㎝ベッドフレームの上で使うベッドマットレス。
かなり分厚いが不必要に厚いものが多くあまりおすすめしない。

 

マットレスとひとまとめにしていても厚さによっては微妙に名前や用途が変わったりするので、個別に解説していきます。

 

厚さ3㎝のマットレス

厚みが3㎝前後のマットレスは正式にはマットレストッパーやマットレスパッドといいます。

このタイプは今使っているマットレスや敷き布団の上に重ねて使うタイプで、マットレスの中でも比較的値段が安いものが多いのも特徴です。

 

ただ、値段の差もピンからキリまであって、変に安いものを買うと最初は使えるもののへたりが早い低品質なものも多くあるので選ぶのが難しい厚みです。

 

値段は高くつきますが、エアウィーヴのマットレスパッドなどの有名メーカーのものを買うのが1番無難で失敗しにくいです。

中国製の安いものを買ってしまうと、へたりが早いことが多いので注意が必要ですよ。

 

安いマットレスを買う場合は、口コミなどを必ずチェックしましょう。

変な日本語の口コミやへたりが早い、イメージと違ったなどの口コミがあると要注意ですね。

 

エアウィーヴのマットレスパッドががどんなものか知りたいという人はエアウィーヴのマットレスやパッドを腰痛持ちの寝具指導士が徹底解説!【評判や口コミも】という記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

 

 

厚さ5㎝のマットレス

厚さ5㎝のマットレスもマットレストッパーやマットレスパッドに分類されます。

先ほどの厚さ3㎝のものより分厚いタイプになります。

使い方も厚さ3㎝のもと同じで今使っているマットレスや敷き布団の上に重ねて使えばOK。

 

ただ、厚さ5㎝のタイプは小学校3年生ぐらいまでの小さな子供であれば、これ1枚で寝ても大丈夫ですよ。

子供が大きくなってきたらしっかりとしたタイプを買ってあげるか、下に敷くマットレスや敷き布団を買ってあげましょう。

 

厚さ7㎝のマットレス

厚さ7㎝のマットレスにもなれば、ギリギリこれ1枚で寝られるかもしれません。

ちょっと曖昧な言い方なのは品質や素材、寝る人の体型によっても変わるからです。

 

50㎏~60㎏ぐらいまでの人であればこれ1枚でも寝られるかもしれませんが、体が少し床にあたるような底付き感があるかもしれません。

 

普通体型の男性や大柄な人はこの厚みでは1枚で寝るには厳しいものがあります。

 

厚さ10㎝のマットレス

厚さ10㎝のマットレスになると床に直置きしても底付き感のない厚みになります。

100㎏ぐらいの人はさすがに床に直置きで寝るには厳しいですが、大半の人はこの厚みであれば1枚で十分に寝れます。

 

この厚みが収納できるギリギリのサイズでもあります。

これ以上、分厚くなると折りたたんだり、まるめたりすることが難しくなります。

 

1枚でもしっかりと寝れるもので、収納もしたいという人であればこの厚みがおすすめですよ。

 

この厚みで1枚で寝ることを前提に考えるのであれば、昭和西川のムアツふとんがおすすめですよ。

マットレスとしても使えるのですが、床に直置きすることも考えて作られていますし、有名寝具メーカーで超ロングセラー商品なので品質やサポートも安心ですよ。

 

詳しくはムアツふとんの口コミや評判は?おすすめを寝具指導士が徹底解説!【安く買う方法も】という記事で解説してますので参考にどうぞ。

 

 

厚さ15㎝のマットレス

厚さが15㎝のマットレスにもなると大柄な人が寝ても大丈夫な厚みになります。

これぐらいの厚みになってくると床に直置きしてしまうと、敷きっぱなしになる可能性も高いのでベッドフレームの上で使うことをおすすめします。

 

とはいえ、こまめに壁に立てかけるなどのお手入れができるのであれば床に直置きしても問題ありませんよ。

 

ただこの厚みも選ぶのが難しい厚みです。

というのも、ウレタンとしては十分な厚みですが、ポケットコイルやボンネルコイルなどのスプリング系のマットレスとしては少し薄いですね。

 

薄いスプリング系のマットレスで寝てしまうとへたりも早く、寝心地が硬く感じたりすることになります。

さらにスプリングの上にあるクッションや生地が薄いとスプリングのゴツゴツした感触が背中に感じられることもあります。

そんな経験がある人・・・いますよね?

 

寝心地は最悪ですよね。

 

スプリング系のマットレスを選びたい人は厚さ25㎝のものがおすすめですよ。

 

厚さ25㎝のマットレス

厚さ25㎝のマットレスはポケットコイルスプリングなどのコイルスプリングのマットレスでは種類も多くあるゾーンになります。

特徴としては両面使えるタイプのものが多く、耐久性も高く長く使えるものが多いです。

 

しっかりと高品質なマットレスを買ってお手入れもしつつ使うと10年は使えます。

 

これぐらいの厚みになってくると基本的にベッドフレームの上に置いて使うことが前提になります。

床に直置きでも使えないことはないですが、重たくお手入れが大変なのでおすすめしません。

 

せっかく買うのだから長く使いたいという人には、この厚さ25㎝がおすすめですよ。

 

厚さ35㎝のマットレス

厚さ35㎝のマットレスは正直おすすめしません。

というのも、これだけ大きくなってしまうとお手入れも大変ですし、厚みがここまでましても耐久年数が比例してそこまで長くなるかといえばそうでもありません。

 

どちらかというと見た目を豪華に見せるために無駄にクッション性を高めたりしているものもありますし、値段も高いです。

 

コスパも悪いのでおすすめはしません。

 

自分に合ったマットレスの厚さの選び方

グッド

マットレスの厚さの特徴は理解できたと思います。

なんとなく自分の使い方にあったマットレスの厚みもわかってきた人もいるかもしれませんが、もう少し使い方のシチュエーション別に解説していきます。

 

シチュエーションの解説を読みつつ、自分にあったマットレスの厚さがどれなのか判断していきましょう。

 

マットレスや敷き布団の上に重ねて使う場合

今使っているマットレスや敷き布団の上に乗せて寝心地を改善したい人は、厚さが3㎝~5㎝程度のマットレストッパーやマットレスパッドタイプを選びましょう。

 

ただし、安くて低品質なものを選んでしまうと最初こそ使えますが、早ければ半年程度でへたってきて捨てるハメになってしまうので気をつけましょう。

ウレタンの場合は密度を表すDという数値を目安に選ぶといいですよ。

 

密度の数値が高いとそれだけ高密度なので、へたりにくくなります。

目安は30以上がへたりにくく5年ぐらいは使えるのでおすすめ。

 

マットレスをフローリングや畳に直置きして使う場合

マットレスをフローリングや畳に直置きして使う場合は厚みが7㎝~10㎝以上のもの選びましょう。

あまり薄いものだと底付き感を感じてしまうので寝心地が悪くなり、朝起きたときに疲れが取れにくくなったり、腰痛の原因にもなります。

 

選ぶ場合はある程度、厚みがしっかりとあるものを選びましょう。

 

とはいえ、そもそも僕はマットレスを直置きすることがおすすめしていません。

 

マットレスを床に直置きすると床との接地面にカビが生えやすくなります。

結構こまめにお手入れをしなければならないので、正直めんどうです。

 

マットレスの直置きをおすすめしない理由についてはマットレスを床に直置きで使うデメリット3つ【すのこと除湿シートで解決】という記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

 

 

マットレスをベッドフレームに乗せて使う場合

マットレスをベッドフレームに乗せて使う場合は厚さが15㎝以上のものがおすすめです。

個人的には厚さ25㎝前後のマットレス一択ですね。

 

マットレスの種類も豊富で選択肢が多いですし、耐久年数からみてもおすすめできますよ。

ちなみに僕もベッドフレームの上にフランスベッドの厚さ21㎝程度のマットレスを乗せて使っています。

 

実際に僕が使っているマットレスの品質表示がこちら。

 

フランスベッドマットレス品質表示

 

今で使い始めて4年半使っていますが、へたってきている感覚もなく満足に使えていますよ。

硬さは超ハードタイプなのでしっかりと支えて欲しい人にはおすすめです。

値段は少し高く感じるかもですが、しっかりと高品質のマットレスの中では安い方ですよ。

 

 

マットレスで腰痛対策したい場合

腰痛の人はマットレスを変えることで腰痛対策ができることがあります。

マットレスで腰痛対策をしたい場合は高反発マットレスを選びましょう。

 

厚さはマットレストッパーやマットレスパッドであれば5㎝程度のものがおすすめですが、1枚で使う場合は15㎝以上の高反発マットレスを選ぶのがおすすめ。

 

腰痛持ちの人が低反発タイプを選ぶと悪化することがあります。

 

低反発と高反発の違いがわからないといった人は【徹底比較】低反発と高反発マットレスの違いと選び方を解説【腰痛持ちは高反発】という記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

 

 

マットレスをアウトドアでも使いたい場合

マットレスをアウトドアでも使いたい・・・そんな人もいますよね。

車中泊やキャンプでもしっかりといい環境で寝たい人も多いですし。

 

そんな人は厚みよりも携帯性が大事なので薄めのタイプを選ぶことがおすすめです。

毎日使うものであれば、厚みがあるものがおすすめですがたまに使うものであれば薄くても十分ですよ。

 

西川のエアーであれば持ち運び用のバッグもあるのでおすすめです。

アウトドアに頻繁に出かける人に向いています。

 

 

厚さ別のマットレスのお手入れ方法

洗濯物を干している画像

お手入れの手間もマットレスの厚みを選ぶ時に重要な要素です。

分厚く大きなマットレスほどお手入れをサボりがちです。

 

お手入れをサボってしまうと知らない間にカビが生えていたなんでことも・・・

 

全ての厚さのマットレスに共通するお手入れ方法としてローテーションというものがあります。

まずはローテーションをしっかりと理解したうえで個別にお手入れしていきましょう。

 

マットレスのローテーションについては【手抜きが出来る】マットレスのローテーションとは?頻度や手順について解説という記事で解説していますのでぜひ読んでみてください。

 

 

厚さ別にマットレスのお手入れを簡単に解説します。

自分の性格も考えながらマットレスを選びましょう。

 

厚さ3㎝~5㎝のマットレスのお手入れ方法

厚さが3㎝~5㎝程度のマットレストッパーやマットレスパッドタイプだとお手入れは比較的簡単です。

 

軽いものも多いので、風通しの良い日に陰干しをするか室内干しで大丈夫です。

室内干しで風通しがあまりよくない場合は扇風機の風でもOK。

マットレスの底面の湿気を飛ばしてあげるようにしてください。

 

お手入れの頻度もそこまで高くなくても大丈夫ですが、たまに持ち上げて空気の換気はしてあげるようにしましょう。

 

この厚みは1人でもお手入れできるので簡単で楽です。

 

厚さ7㎝~10㎝のマットレスのお手入れ方法

厚さ7㎝~10㎝のマットレスも基本的にマットレストッパータイプと同じお手入れ方法でOKです。

 

ただ、このぐらいの厚みになってくると床に直置きして使う場合も多くなってきます。

床に直置きする場合はこまめにマットレスを壁に立てかけるなど空気を通してあげないとカビが生えることがあります。

 

結露が多い家だったり汗をかきやすい時期は毎日の上げ下げが必要になるケースもあるので選ぶ時に要注意です。

 

カビが深くまで根付いてしまうと対処できなくなるので、早期発見が大切ですよ。

もしマットレスの裏がカビてしまった場合はマットレスのカビを落とす手順と予防する5つの方法【黒かびが根付くと終わり】という記事を参考にしてください。

 

 

厚さ15㎝~35㎝のマットレスのお手入れ方法

厚さ15㎝を超えるベッドマットレスは基本的に外で干すことは難しいサイズです。

なので、寝室の壁に立てかけるなどしてマットレスの底の湿気を飛ばしてあげてください。

風通しが悪い場合は扇風機で30分程度あてるだけでOKです。

 

ベッドフレームを使っているので底の部分にも最低限の通気性があるのでそこまで頻繁にお手入れする必要はありません。

3ヶ月に1回ぐらいのペースでローテーションとセットでお手入れをしてあげましょう。

 

ただ、大きく重たいのでお手入れも2人でやる方が効率的です。

1人でやろうとすると壁にマットレスをぶつけてしまったり、ベッドの角などにひっかけてマットレスが破れたりする場合があります。

 

1番大きく重たいですが、お手入れの頻度は少ない方です。

床に直置きした場合はカビが生える可能性が高くなるので注意してくださいね。

 

マットレスの厚さ(高さ)の選び方のまとめ

まとめのイメージ

マットレスの厚さの選び方について解説しましたが、理解できたでしょうか?

マットレスの厚みはこれが正解というようなものはなく、自分のライフスタイルや今の環境によっても変わります。

 

その中で自分にあったマットレスを選ぶことで日々の睡眠の質が高まり、寝起きが楽になりますよ。

マットレスは寝具の中でもかなり重要な要素なので、できればケチらずに品質のいいものを買うのが失敗しないコツです。

 

マットレスは品質の良いものと悪いものの差が大きいので、ちょっと予算的に厳しいと思う場合でも頑張って買う方が結果的に後悔が少なくなりますよ。

 

できれば店頭で試しつつしっかりと自分に合ったマットレスを選んでくださいね。

 

マットレスについてはマットレスを買う前に知りたい使い方のまとめ【必要なものから処分方法まで】という記事でまとめています。

他にもマットレスについて疑問があればこちらの記事も参考にしてみてください。

 

 

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プロフィール
このブログを書いた人
しーさん

30代の寝具業界の営業マン。
睡眠環境・寝具指導士の資格あり。
寝具に疑問や不満を感じている人の手助けができればいいなと思いブログを立ち上げ情報を発信中。

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