羽毛のメリットとデメリット、鳥の種類について

おふとん

こんにちは!

駿です。

前回は大雑把にお布団の種類についてお話ししましたが、今回から少し深掘りして素材について見ていきましょう。

お布団について

第1弾は中綿の羽毛について書いていきます。

羽毛のメリット、デメリットや羽毛の種類なんかをここでは説明していきます。

羽毛のメリット

羽毛のメリットはなんといっても保温力

羽毛には空気をたくさん含む性質があり、人の体温で空気が温められます。

店頭で見比べてもらうとわかりやすいのですが、同じ量の羽毛ふとんと合繊ふとんでは膨らみ方が違いますよね?

その膨らみが空気を多く含んでいる証拠です。

また吸湿性や放湿性にも優れています。

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。

その汗を吸収して発散してくれているのでムレにくく快適に眠ることができます。

デメリット

比較的価格が高いものが多いです。

羽毛は国内での生産がほとんどないので、どうしても海外からの輸入に頼らないといけません。

ただ海外でも鳥インフルエンザが発生したら殺処分されたりして羽毛の生産量が少ない年があります。

そのような時は価格が上がる傾向にあります。

あとは臭いがデメリットとして挙げられます。

いくら洗っているとはいえ羽毛も動物の毛なので多少の臭いはすることがあります。

じゃあ無臭になるまで洗えばいいと思うかもしれませんが、そこまで洗ってしまうと羽毛の特性も無くなってしまうんです。

羽毛には油脂分というのがあり、これが臭いの元になりますが、これを落とし過ぎると今度は羽毛自体がダメージを受けてしまいパサパサの羽毛になってしまいます。

そうなると膨らみもなくなり特徴でもある保温性が下がります。

ですので羽毛を国内、海外問わず洗う場合は最低限の油脂分は残しています。

これが臭いに敏感な方は気になることが稀にあります。

その場合は天気のいい日に1〜2時間程度干すとある程度臭いは飛びます。

あまり長時間干し過ぎると生地を痛めることがありますので、注意が必要です。

それでもあまりにひどいようでしたら購入した店舗に相談しましょう。

返品・交換などしっかり対応してもらえますよ。

鳥の種類

羽毛ふとんを見てみると、

「ホワイトダック90%使用!」

「ホワイトグース90%使用!」

など書いてあることが多いです。

でも当たり前のように書いてありますが、ダックもグースも知らない人も多くいます。

ここではその解説をしていきます。

ダック

ダックとはアヒルのことを指します。

羽毛ふとんやダウンジャケットに使われるダックといのは主にアヒルの胸の部分の綿毛です。

このタンポポのような綿毛はふわふわとたっぷり空気を含みますので保温力に優れています。

先ほど羽毛のデメリットのところでお話しせましたが、臭いがする可能性があるのはダックであることが多いです。

この後に紹介するグースと違い、アヒルは雑食なのです。

雑食なので肉も食べる為どうしても油脂分がつきやすいのです。

その油脂分が臭いの元になってしまうんですね。

もちろん羽毛の原料メーカーさんがしっかりと洗っていますので、基本的には気になることはありません。

ただ「自分は臭いに敏感だ!」「少しでも臭いがする可能性を減らしたい!」という方にはこの後のグースをオススメします!

グース

グースとはガチョウのことを指します。

こちらもダックと同じでガチョウの胸の綿毛を使用します。

じゃぁダックとグースで何が違うの?となってきますよね?

一部の例外を除き基本的にはダックよりグースの方が大きいです。

体が大きいということは採取できる羽毛も大きくなります。

羽毛が大きいということはそれだけで膨らみやすくその分空気をたくさん含んでくれます。

つまり保温力に差が出てくるんですね!

もちろんグースを使ったお布団の方が暖かくなりやすいです。

あと先ほどのダックと違いグースは草食なので油脂分がつきにくいです。

ですのでダックに比べ臭いが発生する可能性が下がります。

マザーグース

名前の通りお母さんグースです。

グースと同じガチョウですが母鳥として3〜5年程度育てられた体の大きいグースです。

長期に渡って育てられたので体も大きく羽毛も大きくより大きく空気を含むことができます。

特徴なんかは普通のグースと一緒です。

ただ母鳥なので、採取量がグースより少ないので高価になりがちです。

羽毛ふとんにした場合、高価にはなりますが軽くて暖かいのでオススメですね。

アイダーダック

主にアイスランドで採取される稀少な羽毛です。

アイスランドでは保護された鳥ですので今まで紹介してきたダックやグースと違い、食肉用に飼育されていませんので採取できる量が限られています。

採取の方法も変わっています。

今までのダックやグースは食肉加工される時の副産物として機械や人の手でされています。

このアイダーダックの母鳥は卵を育てる時に自分の胸の綿毛を抜いて巣を作ります。

卵から雛が帰り巣立った後、巣に残った羽毛を国から採取の許可を得た業者が手作業て巣から回収します。

これがアイダーダックです。

特徴としては他の羽毛はふっくらしていますが、アイダーダックの場合は羽毛自体が絡み合うスティッキー性と呼ばれる性質を持っています。

このスティッキー性があると他の羽毛ふとんと比較した場合、しっかりしたお布団になります。

他の羽毛ふとんの場合はふんわりとしたイメージで、逆にいえば羽毛の偏りが起こる可能性があります。

もちろん羽毛ふとんを作る時にキルティング(縫製)しているので羽毛の偏りは起こりにくくなっています。

スティッキーの場合、羽毛自体が絡み合っているので、そもそも偏りが起こりにくいです。

ただアイダーダックは非常に高価で、羽毛ふとんにした場合、数十万〜数百万することも多いです。

コストパフォーマンスを考えた場合、グースやマザーグースで十分問題ありません。

まとめ

如何でしたでしょうか?

いろんな鳥の種類があるのがわかったかと思います。

個人的にはマザーグースがオススメですね!

実際僕が使っているふとんもマザーグースが入っていますが軽くて暖かいです。

冬場でも寝る前までは暖房をつけていますが、寝るときに暖房を切っても朝までグッスリ眠ることができてます。

関西に住んでいるのでそこまで寒い地域ではありませんが、冬場でもこの羽毛ふとん1枚で寝ています。

よほどの寒冷地でもなければ十分これ1枚で大丈夫な気がします。

さて今回は羽毛のメリットとデメリット、種類のお話しをしましたが、次回は羽毛の産地や選び方を紹介します。

ハンガリー産やポーランド産などいろいろと産地を謳っている羽毛製品は多いです。

産地で何が違うのか?といった疑問を少しでも解消できれば嬉しいです。

いろいろあって選び方がわからない方も多いので次回は選び方を中心にお話ししますね。

羽毛の産地と選び方について

ほな、また!

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