ベッドパッドと敷きパッドの違いを比較!【特徴とシーツを敷く順番について解説】

ベッドパッドと敷きパッドの違いのアイキャッチ カバー・敷きパッド・ベッドパッド
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ベッドパッドと敷きパッドって見た目はほとんど同じだけど、なにが違うの?
マットレスの上に敷くのはどんな順番で敷けばいい?
そもそもベッドパッドと敷きパッドにはどんな意味があるの?

 

 

この記事ではこんな疑問が解決できます。

睡眠環境・寝具指導士で現役の寝具業界の営業マンであるしーさん(@lipton0507)が解説していきます。

 

そもそもこの2つを混同している人も非常に多くいますし、何が違うのかってすぐに答えれる人って少ないように感じます。

実際に用途も違うんですよ。

 

詳しくは記事内で解説していきます。

この記事ではベッドパッドと敷きパッドの違いがわかるようになり、自分に必要なものがわかるようになります。

 

この記事で解決する疑問
  • ベッドパッドと敷きパッドについて
  • ベッドパッドと敷きパッドの特徴
  • ベッドパッドと敷きパッドの違い
  • ベッドパッド、シーツ、敷きパッドの敷く順番
この記事の
ポイント!
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ベッドパッドとは?

ベッドパッド

まずはベッドパッドから解説していきますが、主な用途はマットレスの上に敷いて寝汗や汚れからマットレスを保護する役割があります。

簡単に特徴をまとめておきます。

 

ベッドパッドの特徴
  • 寝汗や汚れからマットレスを保護
  • マットレスのへたりを軽減
  • 古くなったマットレスのスプリングがあたるのを防ぐ

 

マットレスは洗えないものがほとんどですので、このベッドパッドを洗うことで清潔さを保ちます。

 

中綿がポリエステルの場合、ほとんどのものが洗えるかと思います。

ウールや綿の場合はウォッシャブル加工が施されていれば洗えます。

注意書きや洗濯絵表示は確認してくださいね。

 

ちなみにマットレスの上に先に敷くのがこのベッドパッドになります。

 

ベッドパッドの中綿には主にウール、綿、ポリエステルの3種類がありますがそれぞれの特徴についてはベッドパッドの中綿はウールがおすすめ?素材の特徴を比較して解説!という記事で解説しているので参考にしてみてください。

 

 

敷きパッドとは?

敷きパッド写真

ちょうどいい写真がなかったので、枕がメインの写真ですがこの写真で敷いているのが敷きパッドになります。

この敷きパッドはシーツの上など1番上に敷くもので肌に直接あたります。

 

敷きパッドの特徴は下でまとめます。

 

敷きパッドの特徴
  • 寝汗や汚れからマットレスを保護する
  • 寝心地を改善する
  • 接触冷感やあったか系など種類が豊富
  • 取り付けや取り外しが簡単で洗えるものが多い

 

寝汗や汚れからマットレスを守る点では同じ用途なんですが、敷きパッドの主な目的は寝心地の良さを改善する点にあります。

 

種類も豊富で夏場は快適に眠れるように肌触りが冷たい接触冷感と呼ばれる素材冬場はお布団に入った時のヒヤッとした感じを軽減するマイクロファイバーの素材を使った敷きパッドなどが販売されています。

 

夏に使う接触冷感の素材の場合はQ-maxの数値を参考にしてください。

Q-maxの数値が3.0以上のものであれば接触冷感効果があります。

この数値が高ければ高いほど接触冷感効果が高くなります。

 

とはいえ、この接触冷感の素材は個人的にはあまりおすすめしていません。

手ごろな価格のものだと冷たいのは最初だけですしね・・・

 

そのあたりのことを【冷たいのは最初だけ】夏の敷きパッドにひんやり冷感はおすすめしません!【理由も解説】という記事で書いているので興味がある人は読んでみてください。

 

 

ちなみに寝具業界の営業が本当におすすめする夏の寝具は麻です。

昔から使われてきた素材で冷たさを感じることはないですが、さっぱりとしていて涼やかにしてくれますよ。

 

麻の敷きパッドについては麻の敷きパッドを比較!値段が違うと何が変わる?【具体例でおすすめ紹介】という記事で解説しつつおすすめを紹介しているので参考にしてみてください。

 

 

冬場に使うマイクロファイバーの素材にも吸湿発熱の加工が施されているものもあります。

冬場の素材の吸湿発熱加工の数値は明確に線引きはされていないのですが、吸湿発熱効果を売り文句にしている場合は比較データが記載されていることが多いです。

 

比較データがない場合はあまり効果は期待できないかもしれません。

 

またオールシーズン対応できるように温度や湿度の調節機能を持った敷きパッドや肌触りの良さが特徴のものもあります。

肌触りという点で見れば素材も普通の織物の生地からガーゼやニットなど種類も豊富です。

 

ちなみに敷きパッドの取り外しは基本的にはマットレスの四隅にゴムで引っ掛けるだけなので楽です。

1番上に敷くので、他のベッドパッドやシーツと違い取り外しも簡単で洗えるものが多いというのも特徴です。

 

肌に直接あたるものなので、自分のお気に入りの肌触りのものを選ぶのが1番いいですよ。

 

冬の寒い時期にはマイクロファイバーの敷きパッドが暖かくて肌触りもいいのでおすすめです。

冬用のおすすめの敷きパッドについては【羽毛布団でも寒い】冬におすすめのモフアのあったか敷きパッドと毛布【北欧調でオシャレ】という記事で解説していますので参考にしてみてください。

 

 

ベッドパッドと敷きパッドの違いと敷く順番について

悩み

ベッドパッドと敷きパッドの特徴については今まで解説した通りです。

では具体的な違いについて解説します。

 

結論を先に簡単にまとめるとこんな感じです。

 

ベッドパッドと敷きパッドの違い
  • ベッドパッドはマットレスの保護がメイン
  • 敷きパッドは寝心地の調整
  • 用途が違うので2つとも使うのがおすすめ
主な違いは
コレ!
しーさんのおすすめアイコン

 

見た目はそこまで変わらないものも多いですけどね。

実際にネットで検索した場合、ベッドパッドも敷きパッドも同じく検索に引っかかってくるかと思います。

 

ちなみに敷きパッドの方が種類が豊富寝心地の調整と改善に適しています

先ほどの敷きパッドのところでも解説したように夏物であれば接触冷感系のものや冬場であればあったか系の敷きパッドなど種類や素材も豊富です。

 

直接肌にあたるので生地の素材でも寝心地も変わってきますし、生地の素材に求められる機能性も変わってきます。

季節感にあわせて敷きパッドを使い分けするのもおすすめです。

 

一方でベッドパッドの方はそこまで素材に種類が多くありません。

中綿の素材や生地に機能性加工がされているかぐらいですね。

 

ちなみにベッドパッドと敷きパッドを敷く順番はこんな感じ。

 

ベッドパッドと敷きパッドを敷く順番
  1. ベッド
  2. マットレス
  3. ベッドパッド
  4. シーツ
  5. 敷きパッド
①から順番に
敷けばOK
しーさんのおすすめアイコン

 

ベッドの上に敷く順番としては下からこの順番になります。

①ベッド→②マットレス→③ベッドパッド→④シーツ→⑤敷きパッド

この順番に敷いて使ってもらえれば問題ないですよ。

 

ただ、床にマットレスを直置きするのはやめた方がいいですよ。

マットレスを床に直置きした場合のデメリットについてはマットレスを床に直置きで使うデメリット3つ【すのこと除湿シートで解決】という記事で解説していますので参考にしてください。

 

 

ベッドパッドと敷きパッドの違いのまとめ

まとめ

ベッドパッドと敷きパッドの特徴と用途、違いや敷く順番について解説しました。

最後に簡単にまとめておきます。

 

ベッドパッドの特徴
  • 寝汗や汚れからマットレスを保護
  • マットレスのへたりの軽減
  • へたったマットレスの補助
  • マットレスとシーツの間に敷く
敷きパッドの特徴
  • 寝汗や汚れからマットレスを保護
  • 寝心地の調整と改善
  • 好みの肌触りを選んで入眠促進
  • シーツの上に敷く

 

見た目からしても似ていますが、求められる用途は少し違います。

基本的に2つともマットレスから汚れから保護する役割はあるもののベッドパッドはマットレスの補助的な役割が強いのに対して、敷きパッドは寝心地を良くする役割が強いです。

 

それぞれの用途を頭に入れてお買い物をされると自分の睡眠環境の改善にもつながっていきますよ!

 

夏に使うべきおすすめの敷きパッドを【2022年】寝具指導士が選ぶ夏におすすめの敷きパッド10選!【冷感は少なめ】という記事でランキング形式で厳選して紹介しているのでこちらもあわせてご覧ください。

 

 

マットレスに関する記事はマットレスを買う前に知りたい使い方のまとめ【必要なものから処分方法まで】という記事でまとめていますのであわせてご覧ください。

 

 

寝つきが悪いと感じているのであればその原因は枕かもしれません。

枕について何か悩みがあるのであれば寝具指導士が教える枕の選び方とおすすめの枕のまとめ【横向き寝にも対応】という記事でまとめています。

枕があわないなと感じてれば参考にしてみてください。

 

 

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