【損する?】羽毛布団の打ち直し(リフォーム)って何?【得する?】

打ち直しアイキャッチ おふとん

「最近羽毛布団のふくらみが無くなってきた…」

「前と比べて暖かさが無くなってきた…」

「なんかお布団の中の羽毛が偏ってる気がする…」

今回はそんなお悩みがあるあなたに羽毛布団の打ち直しについてご説明します!

睡眠環境・寝具指導士で現役の寝具業界の営業マンであるしーさんが解説していきます。

羽毛布団ってへたってきたら買い換えるモノじゃないの?

こんな風に考えている人も多くいらっしゃると思いますが、そんなことはないんです。

だって羽毛布団って基本的に高いモノですからそんなしょっちゅう買い替えるのは家計にも負担ですよね?

そんな人におすすめなのが羽毛布団の打ち直しです!

羽毛布団を買い替えるより安価にリフレッシュしたお布団で寝ることができますよ!

では、早速羽毛布団の打ち直しについて解説していきます。

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羽毛布団の打ち直し(リフォーム)とは?

悩んでいる女性

そもそも羽毛布団の打ち直しってなんなのさ?って人も多くいらっしゃると思います。

最近では羽毛原料の価格の高騰やエコの意識が高まったことから取り扱いが増えていっているサービスです。

今お使いの羽毛布団を1度解体して中の羽毛を取り出して使える部分を選別・洗浄し、目減りした羽毛を足して側生地に詰めて製品化するといった内容が基本になります。

各社コースを複数設けていますので、自分にあったコースを選ぶことも可能です。

今までは羽毛布団もへたって暖かさが無くなれば新しいお布団に買い替えて古いお布団は捨てていましたが、このサービスが普及してからは利用する人も年々増加してきています。

取り扱い業者も増えてきていますので、選択肢が増えてきているのもポイントですね。

そもそも羽毛布団の打ち直しってお得なの?

損するか得するか天秤でくらべるイメージ

羽毛布団の打ち直しがどんなものかというのは先ほど説明しましたが、そもそも羽毛布団の打ち直しってお得なの?という疑問があるかと思います。

ここでは打ち直しのコストパフォーマンスについて解説していきます。

結論から言うとお得な人とそうでない人がいます!

お得な人とそうでない人に分けて解説していきますね。

羽毛布団の打ち直しをした方がお得な人

まずは羽毛布団の打ち直しをした方がお得な人ですが、今お使いの羽毛布団がいいお布団を使っている人はコストパフォーマンスがいい可能性が高いです。

どんな羽毛布団がいいお布団で打ち直しのに適しているか、簡単に条件をまとめます。

  • ダウン率が90%以上
  • DP400以上(わからない場合は無くても大丈夫)
  • 打ち直しの回数が1回以内
  • 使用年数が10年以内

このあたりがひとつの目安になってきます。

もちろんお使いの状態などで多少変わることもありますし、これが全てというワケではありませんが目安にしてもいいかと思います。

ダウン率はお布団についている品質表示を見れば記載されています。

ただ古いお布団では印字が消えてしまっていることもあります。

その場合は買った時の購入金額も目安になります。

だいたい3万円から5万円以上であれば、いい羽毛を使ったお布団である可能性が高いです。

ちなみに3万円から5万円と幅を設けているのはお布団の生地の素材や購入当時の羽毛原料の相場にバラつきがある為、このように書きました。

あくまで目安ですし、過去に悪徳業者がそこまで品質の良くない羽毛布団を高額で販売されていたこともありますので信頼できる業者に相談して診断してもらうのが1番確実です。

DP(ダウンパワー)もダウン率とある程度は連動する部分があります。

基本的にダウン率が悪いとDPも無いことが多いです。

羽毛については下記の記事でまとめていますのであわせてご覧ください。

羽毛の産地で何が違うか知ってますか?正しい選び方教えます!
羽毛布団の羽毛ってダック?グース?いろいろ種類があるけど何が違うの?おすすめは? こんな風にお悩みの人も多くいます。 この記事では羽毛を選ぶ時にどこを見ればいいか具体的に解説をしています。

打ち直しの回数が1回以内というポイントについてですが、こちらはいくら品質がいい羽毛を使っていても長期間使用しているとどうしても羽毛が毛先が壊れてきます。

この状態をファイバー化といいますが、ファイバー化した羽毛は保温力が下がりますし、ふくらみもなくなります。

過去に打ち直しをしたことで以前のファイバーは取り除かれていると思いますが、少ないですが洗浄によるダメージと使用している時のダメージでファイバー化している羽毛が増えてしまいます。

その結果、高品質の羽毛が少なくなってしまい全体のバランスが悪くなってしまっています。

ただ絶対に1回以内ということでもなく、あくまで目安です。

状態がよければ2回打ち直しをしていても大丈夫なこともありますので、打ち直し業者に相談して診断してもらうといいでしょう。

最後に使用期間ですが、こちらは純粋に使用期間が長いほど先ほど解説した通り羽毛がファイバー化しているものの割合が増えている為です。

長期間お使いの場合は、素直に買い替えをおすすめします。

羽毛布団の打ち直しをおすすめできない人

次に羽毛布団の打ち直しがおすすめできない人の場合ですが、ズバリ今お使いの羽毛布団の購入金額が1万〜2万円ぐらいのお布団をお使いの方はコストパフォーマンスが悪くなってしまう可能性が高いです。

というのもそもそも低価格帯の羽毛布団はダウン率もそこまで高くないものも多く、足し羽毛を多くしないといけない可能性があります。

その場合、通常の打ち直し料金より割増で費用がかかります。

そうなってしまうと新しい羽毛布団を買う方が結果的に安くつく可能性がありますので注意してください。

またこれも足し羽毛に関わる部分ですが、今お使いの羽毛布団が10年以上経っている場合、中の羽毛がファイバー化していたり損傷が激しいことがあります。

この場合も足し羽毛が多くなってしまうので費用が割増でかかってくる可能性があります。

このような人はコスパが悪くなるので新しい羽毛布団を買うことをおすすめします。

打ち直し(リフォーム)のタイミング

カレンダー

今お使いの羽毛布団がどのような状態になれば打ち直しを検討すればいいかですが、下記のような状態に心当たりがあれば1度検討してみてください。

  1. 以前より羽毛布団のふくらみが無くなってきた。
  2. 以前より使ってても寒く感じる。
  3. 中の羽毛が飛び出してきている。
  4. 中の羽毛が偏ってる気がする。
  5. 側生地の汚れが目立つし気になる。
  6. 使用年数が5年以上経っている。

昔は羽毛布団は一生モノといった感じで販売されていた時期もありましたが、そんなことはありません。

中の羽毛や外の側生地も劣化はします。

特に中の羽毛は外からでは見えませんので判断がつきにくいです。

羽毛自身は長く使えるのですが、それでも一部の羽毛はファイバー化(羽毛が壊れて粉末状になること)してきます。

その結果ふくらみは無くなってきますし、保温性も下がってきます。

それに正しく手入れが出来ていないと寝汗などを吸って羽毛は玉のようになって偏りができてお布団の一部が羽毛が無いような状態になって寒い思いをすることになるでしょう。

また羽毛が飛び出したり側生地の汚れなどは自然に穴が塞がったり汚れが落ちるといったことはありませんので側生地交換の目安にもなります。

というより中から羽毛が出てきた場合はすぐにでも買い替えるか打ち直しを検討してください。

1度穴が開いてしまえばそこからどんどん羽毛が出てきます。

部屋中が羽毛だらけになったら最悪ですよね?

一時的に補修をして時間稼ぎをすることは出来ますが基本的には買い替えるか打ち直しをすることをおすすめします。

このような状態になればすぐに行動してください。

羽毛布団の補修についてはこちらの記事で書いていますので参考にどうぞ。

【破れ】羽毛ふとんのお手入れと保管について【100均でも対応可】
「羽毛布団のお手入れやメンテナンスってどうすればいいの?」 「えっ・・・羽毛布団ってただ押し入れで保管していればいいんじゃないの?」 「せっかくの羽毛布団が破れた・・・捨てるしかないのかな・・・?」 今回はこんな疑問にお答...

最後に使用期間が5年以上と長期間になれば外見上問題なくても中の羽毛が劣化している場合もありますので、打ち直しをおすすめします。

早めに打ち直しをすることによって中の羽毛の状態を確認できますし、10年以上経過しているお布団と比較してもよりふっくらとした状態に戻りやすいです。

羽毛の状態によっては10年以上経過しているお布団は打ち直しが難しく買い替えになるかもしれません。

買い替えでも問題ない人はそれでも構わないと思うのですが、今お使いのお布団に愛着や思い入れがある人は打ち直しをおすすめします。

羽毛布団の打ち直し(リフォーム)のメリット

バンザイイメージ

具体的なメリットは3つあります。

コストパフォーマンスがいい、エコで環境に優しい、サイズの作り替えができるといった3点です。

ただしコストパフォーマンスに関してはいい人と悪い人がいますので、注意が必要です。

このコストパフォーマンスについては先ほどの羽毛布団の打ち直しがおすすめな人とそうでない人で説明していますので省略します。

残りの2つについてここで説明していきます。

エコで環境に優しい

羽毛は元々食肉用の鳥の副産物として採取されてきていました。

最近では鳥肉より豚肉や牛肉などが好まれることも多く、飼育量も年々減少傾向にあります。

また近年は鳥インフルエンザが流行した為、かなりの数のダックやグースが処分されてしまいました。

動物愛護団体からも鳥の羽を採るのはどうなのか?といった話もあります。

元々羽毛自体の耐久性は高く長く使えるので、出来るだけ環境に配慮していこうということで羽毛のリサイクルの運動が近年活発になってきています。

最近ではダウンジャケットもアパレルショップの店頭で回収されグリーンダウンとして洗浄、選別されたあと再び製品化されて販売されたりしています。

限りある資源なので使えるものであれば、こういった取り組みがもっと広がっていって環境保護につながればうれしいなと思います。

羽毛布団の打ち直しでサイズの作り替えができる

羽毛布団の打ち直しではダブルサイズの羽毛布団をシングルサイズ1枚に、シングルサイズの羽毛布団2枚をダブルサイズ1枚にといったようにサイズの変更が出来ます。

来客用として使わずにおいてある羽毛布団を作り替えて自分用にすることもできます。

お使いのお布団の状態や業者にもよりますが、作り替えができるサイズは変わってしまうかもしれませんがサイズ変更が出来るのは大きなメリットですね。

羽毛布団の打ち直しについてのまとめ

まとめイメージ

この記事では羽毛布団の打ち直し(リフォーム)について説明しました。

打ち直しといっても得する人とそうでない人がいます。

ここの見極めは本当に大事で、打ち直しを絶対にした方がいいということはありません。

人によっては打ち直しをしたことによって気がつかないだけで損をしていることもありますし、そこにつけこんだ悪徳業者もいるかもしれません。

営業マンや販売員にすすめられるがままに打ち直しをした人もいるでしょう。

そんな時に打ち直しについて正しい知識を持っていれば、自分の羽毛布団が打ち直しがいいのか買い替えた方がいいのか判断できるようになります。

ネットでおすすめできる打ち直しのショップについては下の記事をご覧ください。

2019年時点ではこのお店が安心できてコスパ抜群です。

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羽毛布団にの選び方やお手入れ方法については下記の記事でまとめていますのでコチラもあわせてご覧ください。

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「羽毛布団が暖かくおすすめって聞くけど、どう選べばいいかわからない・・・」 「買ったはいいけど、お手入れってどうするの?そのまま洗っちゃって大丈夫?」 「せっかく買ったお布団に穴があいた・・・どうしよう・・・」 こんな感じ...

じゃ、今回はここまで!

ほな、また!

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