羽毛布団のクリーニングについて解説【メリット・タイミング・相場】

羽毛布団クリーニングのアイキャッチ おふとん

「羽毛布団を自分で洗うのは面倒だ・・・」

「羽毛布団のクリーニングっていくらぐらいするの?頻度はどれくらいがいいの?」

「家族みんなの羽毛布団を持ってコインランドリーに行くのは面倒だ・・・もっと楽にクリーニングする方法ってないの?」

今回はこんな疑問にお答えしていきます。

睡眠環境・寝具指導士で現役の寝具業界の営業マンであるしーさんが解説します。

最近では洗える羽毛布団も増えてきましたよね。

ただダウンケット のような肌掛けならばご家庭で洗うこともできますが、本掛け布団をご家庭で洗うのは大変だと思いますし、正しい洗い方をしないと羽毛の吹き出しの原因にもなります。

そんな時に利用できるクリーニングサービスについて解説します。

結論から言うと、本掛け布団ならクリーニングがおすすめです。

ダウンケット や肌掛けならばご家庭での洗いでも大丈夫です。

クリーニングサービスのメリットやタイミング、相場と頻度について解説していきます。

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羽毛布団のクリーニングのメリット

コインランドリーの画像

羽毛布団をクリーニングに出すメリットを大きく分けると中の羽毛をしっかりと洗える点側生地の汚れをきれいにできる点の2つです。

そもそも羽毛布団は吸湿性にも放湿性にも優れていますので、月に1回程度でも外に干してお手入れしていればそこまで深刻に劣化はしません。

側生地の汚れについてもカバーをかけて使っていれば羽毛布団自体にはそこまで汚れがつくことも少なくカバーをかけていれば目立ちません。

それではなぜ羽毛布団のクリーニングを出すことにメリットがあるのか、ひとつずつ解説していきます。

中の羽毛をしっかりと洗ってもらえる

大きなメリットのひとつとして中の羽毛をしっかりと洗ってもらえること。

中の羽毛って外見上ではどういう状態か判断ができません。

羽毛布団の見た目はきれいでも中の羽毛は汗や皮脂、小さなホコリが入り込み羽毛に絡みついています。

これでは羽毛が本来持っている膨らみがなくなってしまいます。

膨らみがなくなってしまうと空気の層が小さくなってしまいますので、保温力が下がってしまい寝ている時に寒くなってしまいます。

お布団の保温力というのは空気の層が外気や自分のカラダから出る熱で温められることで変わります。

羽毛布団をクリーニングに出すことによって羽毛に絡みついた汗や皮脂汚れなどを取り除いてあげることによって、本来のふくらみを取り戻してあげましょう。

新品同様とまではいきませんが、かなり復元してくれますよ。

また中の羽毛が汚れているとダニの温床にもなりやすくアレルギーの原因にもなりかねません。

クリーニングに出すことによってダニのエサであるフケやアカ、ホコリなどを除去することによってダニアレルゲンを取り除くことは大切です。

ご家庭で外に干すだけでは落ちない中の羽毛の汚れを落とすことと水洗いをすることによってダニアレルゲンを除去できることはクリーニングに出す大きなメリットといえます。

側生地の汚れをきれいにできる

首元の汗ジミや血などの生地汚れや皮脂汚れをきれいにしてもらえることが大きなメリットです。

お布団を外で干す時に首のところが汗や皮脂で黄ばんで汚れていると少し恥ずかしいですよね。

汚れが付着してからの時間にもよりますが、ある程度の汚れは落ちます。

皮脂汚れやフケ、アカはダニのエサにもなるものですので、その汚れや老廃物をきれいにしてあげることでダニの増殖を抑えることができますし、ダニ自体も洗い流せることができます。

ちなみに羽毛布団の本掛け布団を洗う場合はクリーニングに出すことをおすすめします。

ダウンケットなどの肌掛け布団は側生地の素材も洗える素材の割合が高いですし、中の羽毛の量も少ないので洗っても乾きやすいです。

本掛け布団の場合、洗ってから乾かすのに時間がかかります。

側生地へのダメージを防ぐためタンブラー乾燥は使えません。

干すにしてもかなりスペースを取りますし、天気や干している時間によっては1日で乾かないかもしれません。

生乾きで使うと臭いがするかもしれませんし、お布団は部屋干しできるサイズでもないですから。

なので羽毛布団を洗う場合は、クリーニングに出すことをおすすめします。

羽毛布団をクリーニングに出すタイミング

タイミングのイメージ

羽毛布団ってどんなタイミングでクリーニングに出せばいいの?という疑問をもつ人は多いと思います。

結論からお話すると使い始めて2年~3年程度でクリーニングに出してください。

お使いの状況によって多少変わる部分はありますが、おおよその目安はこれで大丈夫かと。

ただあくまで目安ですので、下記のような状態になった場合はそのタイミングがクリーニングに出すタイミングだと考えてください。

  • 羽毛布団を干してもふくらみが回復しない
  • 臭いが気になる
  • 側生地の首元や目立った汚れがある場合

他にも普段からカバーを使わずに羽毛布団を使っている場合や汗かきの人や皮脂の分泌が多い人はこれよりも1年程度早くクリーニングに出したほうがいいでしょう。

逆に普段から丁寧に使っている場合は1年程度遅くクリーニングしても問題ないかと思います。

羽毛布団をクリーニングに出す頻度

工場のイメージ

羽毛布団をクリーニングに出す頻度についても知らない人が多いと思います。

寝具は毎日使うものですから、頻繁に洗いたいという人も多いでしょう。

結論を言ってしまうと、先ほどのクリーニングに出すタイミングと同様に2年~3年に1回で大丈夫です。

ホテルや旅館の場合は「布団、枕は6ヶ月に1回以上、汚れを除去するために丸洗いをすることが望ましい」と厚生労働省の「旅館業における衛生管理要領」において記載されていますが、これはあくまで不特定多数が宿泊する設備の場合ですので、自分が使うお布団とは別です。

羽毛布団を洗うと側生地や中の羽毛も多少ダメージを受けてしまいます。

クリーニングの頻度は2年~3年に1回と書きましたが、1回クリーニングをした羽毛布団の場合は次は打ち直し(リフォーム)を検討してみるのもアリです。

羽毛布団の中の羽毛の状態を確認して古い壊れた羽毛を取り除き、足し羽毛をして側生地を交換してもらえる打ち直しをしてもらう方が、結果的に長くいい羽毛布団が使えてコストパフォーマンスがいいかもしれません。

羽毛布団の打ち直し(リフォーム)については下の記事で解説していますのでご覧ください。

【損する?】羽毛布団の打ち直し(リフォーム)って何?【得する?】
「最近羽毛布団のふくらみが無くなってきた…」 「前と比べて暖かさが無くなってきた…」 「なんかお布団の中の羽毛が偏ってる気がする…」 今回はそんなお悩みがあるあなたに羽毛布団の打ち直しについてご説明します! 睡眠環境...

ちなみにどういったダメージを受けるかというのはこの後の羽毛布団をご家庭で洗う時のデメリットやリスクの項目で説明します。

羽毛布団のクリーニングの相場

悩んでいるイメージ

羽毛布団のクリーニングについては分かってきたかと思いますが、次に気になるのはお値段ですよね?

これはサービスの内容によって相場が変わってきます。

2種類に大きく分けてお話します。

羽毛布団を持ち込んでクリーニングしてもらう場合

まず羽毛布団を自分で持ち込んでクリーニングを依頼する場合の値段ですが、日本で1番大きい寝具チェーン店のタナカふとんサービスを例にとってみます。

タナカふとんさんは全国に100店舗以上ある巨大寝具チェーンで最近ではイオンモールに入っている店舗もあります。

タナカふとんさんの場合、羽毛布団の丸洗いサービスが一律3,300円です。

これはかなり安いです。

元々は寝具の専門店ということもあり、羽毛布団の取り扱いにも長けていますので持ち込みで羽毛布団の丸洗いを考えている場合はタナカふとんさんで問題ないかと思います。

この価格が実現できる理由として考えられるのは店舗に自分で持ち込むことによってお店側の負担を減らすことによって低コスト化しています。

価格面では圧倒的ですが、デメリットはやはり持ち込みと引き取りの手間ですね。

羽毛布団はどうしてもかさばるので、1枚であれば大丈夫かもしれませんが複数枚になってくると車が必須になってきます。

あとは店舗でやっている以上、営業時間もありますので時間を考えないといけないのもネックですね。

持ち込んだり引き取りにいくのが面倒だと思う人や働いていて時間があわないという人はこの後に紹介する宅配クリーニングのサービスがおすすめです。

羽毛布団を宅配でクリーニングしてもらう場合

先ほどの持ち込みでクリーニングをしてもらう場合は価格面ではメリットが大きいのですが、持ち込みをする手間を省きたい人やクリーニングする枚数が多い人にはこちらの宅配クリーニングがおすすめになります。

価格の相場としては羽毛布団1枚あたり8500円程度~といった感じです。

これだけ見ると先ほどの持ち込みと比較したら2倍以上高いので持ち込みを選ぶ人が多いと思いますが、羽毛布団2枚になった場合は11,000円~12,000円が相場になってきます。

1枚あたりに換算すると5,500円~6,000円程度になってきます。

もちろんこの料金には往復の送料が含まれているお店がほとんどですので、後から送料が請求されるといったことも北海道や沖縄や離島のように遠方でない限り少ないです。

他にもクリーニングする枚数が増えていくとさらに割引になるところが多いですね。

宅配サービスを利用した場合のメリットは手間が省けるのが最大のメリットです。

申し込みをすると自宅に集荷袋が送られてくるので、その袋に羽毛布団を入れて送り返せばOKです。

集荷も運送会社に連絡をすれば自宅まで取りにきてくれるので枚数が多い場合は非常に楽です。

羽毛布団を複数枚クリーニングに出す場合は、重さよりもかさばって持ち運びしにくいので自宅まで取りにきてくれるのは非常に助かります。

届けてもらう場合も同じで自宅まで持ってきてもらえますし、不在の場合でも自分のタイミングで再配達してもらうことができるので便利です。

デメリットとして運送便を使うのでその分の費用が持ち込みの場合と比較して高くはなりますが、利便性を考えると宅配サービスの方が圧倒的に高いので僕はこちらをおすすめします。

下の記事ではネットで申し込みが出来るおすすめのクリーニング屋を紹介しています。

よろしければあわせてご覧ください。

【圧倒的に便利】羽毛布団の宅配クリーニングはフレスコがおすすめ!
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羽毛布団をご家庭で洗う時のデメリットやリスク

お手入れ洗濯イメージ

そもそも羽毛布団ってご家庭で洗うのは難しいです。

ウォッシャブル対応の生地であればご家庭でも洗濯絵表示に従ってできるのですが、古い布団だとほぼご家庭では洗えません。

最近では洗える布団が増えてきていますが、水を含んだお布団は普通のお布団の何倍もの重さになってしまいます。

羽毛の充填量(羽毛が入っている量)が1.2㎏の羽毛布団の場合だと製品での重さが2.0㎏~2.2㎏程度ですが、今市場に多く流通しているポリエステル85%綿15%の素材だとこれぐらいです。

正直、僕自身は水に浸かったお布団の重さを測ったことはありませんが、仮に2倍だとしても4㎏以上になりますし、3倍だと6㎏以上になってきます。

これをご家庭で家族の人数分を洗うと考えるとかなりの重労働ですよね。

そして干したとしても1日で乾ききらないこともあります。

また正しい洗い方で洗わないと羽毛が吹き出すことにもなりますし、側生地は縮んでしまったり色落ちしてしまう可能性もあります。

羽毛の場合は羽毛自体がダメージを受けて壊れてしまったり羽毛についている必要最低限の油脂分までとってしまうこともあります。

ですので羽毛布団は極力ノウハウをもっている業者に任せてクリーニングに出す方が安心で手間が省けるのでおすすめです。

羽毛布団のクリーニングについてのまとめ

まとめイメージ

羽毛布団のクリーニングについて知っておいて欲しいことについて解説しました。

寝具業界の人間の立場から書かせてもらうと、羽毛布団については業者でクリーニングをして欲しいというのが本音です。

ダウンケットなどの肌掛け布団であれば問題になることは少ないのですが、本掛け布団の場合、洗えない布団を洗って羽毛が吹き出したと言われることや洗って色落ちしたなどの問題は結構あります。

品質表示がシワになっていたりお布団の外周部分を見ればある程度は洗ったかどうかはわかります。

ご家庭で洗った場合のトラブルを避ける為にも専門知識のある業者にクリーニングをお任せすると安心できるのでおすすめです。

あと純粋に手間が大幅に省けるといった点でもクリーニングに任せる方がいいですよ。

仕事や家事に育児の間にするには結構キツイ重労働ですから。

ネットでおすすめできるクリーニングのお店を下の記事で紹介していますのであわせてご覧ください。

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羽毛布団のお手入れ方法や羽毛布団のことを下の記事でまとめていますのでコチラもあわせてご覧ください。

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「羽毛布団が暖かくおすすめって聞くけど、どう選べばいいかわからない・・・」 「買ったはいいけど、お手入れってどうするの?そのまま洗っちゃって大丈夫?」 「せっかく買ったお布団に穴があいた・・・どうしよう・・・」 こんな感じ...

じゃ、今回はここまで!

ほな、また!

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