日本製のダウンケットと中国製のダウンケットの違いってなに?
あんまり安いものだと逆にちょっと・・・コスパがいいのを教えて!
この記事ではこんな疑問にお答えします。
睡眠環境・寝具指導士で寝具業界の営業のしーさん(@lipton0507)が解説します。
夏場におすすめの寝具であるダウンケットですが、安いものはほとんど中国製です。
そんなダウンケットや羽毛肌掛け布団でも品質にもこだわりたいといった人には日本製のダウンケットをおすすめします。
とくに日本製のダウンケットでも値段と品質のバランスがいいと思うコスパ重視で選んで解説します。
ネットで買える純粋におすすめできるものを紹介しますので、参考にしてみてください。
値段重視でとにかく安いものが欲しいという人はジャパネットで買うか中国製の安いものを選ぶといいです。
そのかわり品質も値段なりですけどね。
そもそも日本製のダウンケットと中国製のダウンケットって何が違うの?という疑問を解説しておすすめの日本製ダウンケットの紹介と解説をしていきます。
日本製ダウンケットと中国製ダウンケットの違い
おすすめを紹介する前に先に日本製と中国製の違いについて解説しておきます。
まずは大きな違いをまとめておきます。
- 値段の違い
- 品質の違い
- 検品の違い

主に3つの違いがありますので順番に解説していきます。
値段については結構な金額が変わるので気をつけてください。
中国製のダウンケットであれば安いものは3,000円ぐらいから買うことができますが、日本製のダウンケットであれば6,000円前後が相場になってきます。
なぜ、こんなに値段が違うかというと人件費と素材の品質が違います。
中国の人件費も上がってはきていますが、それでも日本と比べるとまだまだ安いです。
また品質については側生地や羽毛の品質が変わります。
安い中国製のダウンケットや羽毛肌掛け布団は側生地や中身の羽毛も中国のものを使ったお布団が多いですが、日本製のダウンケットは生地も国内で作って縫製も国内でというものがあります。
ただ日本製のダウンケットでも安いものは側生地は中国から輸入しているケースも多いですけどね。
日本製のダウンケットは中の羽毛にしても国内で洗っていたりしますし、ダウンの産地も中国産ではなくハンガリーなどのヨーロッパ産のものが使われます。
あと安い中国製のダウンケットで多いのはダウン率が50%と羽毛の品質としては最低クラスですが、日本製のダウンケットではダウン率が50%のものもありますがダウン率が85%クラスのものも多いです。

ダウン率が50%だと残りの半分はなにが入っているの?
こんな風に思いますよね。
残りはフェザーとよばれる羽根が入っています。
簡単に書くとフェザーは羽軸とよばれる硬めの芯があるのでチクチクと感じます。
チクチクとした感触が嫌な人はダウン率が高めのものを選ぶ方がおすすめです。
ダウンとフェザーの違いについてもっと知りたいという人は羽毛布団と羽根布団の違いと特徴を比較【簡単な見分け方を解説】という記事でダウンとフェザーの特徴について解説していますので参考にしてみてください。
とはいえ日本製のダウンケットでも値段ばかり気にしてダウン率が50%のものだとあまりいい品質のものではないので選ぶときは注意してみてくださいね。
これだけ見れば別の中国などの海外製でも問題ないように思うかもしれませんが、ダウンのような羽毛を使う場合、海外製の場合は臭いの問題が日本製のものと比べると多くなります。
羽毛が臭うと寝室全体が臭くて寝れないということもありえますので注意が必要です。
中国などの海外製の場合、匂いの感覚が違うのか臭いものも混じってくることがあります。
日本製のダウンケットの場合、羽毛を充填する前に工場の人が臭いに気づいて出荷をストップしたり対策してくれるので臭いの部分では非常に安心ですよ。
そういった意味でも最終検品をしている場所が日本というのは非常に重要です。
この他にも下の記事でダウンケットの値段が違うと何が変わるのかを解説していますので、あわせてご覧ください。
日本製の洗えるダウンケットのおすすめ3選
さてこの記事の本題である日本製の洗えるダウンケットを3つご紹介します。
純粋にこれいいなと思ったものを3つに絞って紹介しますので、全部おすすめできますよ。
おすすめの理由についても解説しているので、日本製の洗えるダウンケットを探しているのであれば参考にしてみてくださいね。
日本製でもコスパ抜群の洗えるダウンケット
まずは値段はなるべく安くてお得に買いたい!という人にはこちらのダウンケットがおすすめです。
おすすめポイントをまとめるとこんな感じです。
- 家庭で洗える
- ダウン率が85%
- 中身の量が3パターンから選べる
- 受注生産でできたてが向上から直送
- 1枚でも送料無料
- 2枚まとめ買いで890円お得


このダウンケットはかなりコスパがいいです。
安いダウンケットだとダウン率が50%~70%程度のものが多いのに85%もダウンが入っているので、ダウンの羽軸がチクチクしたりすることも少ないのもおすすめです。
人によっては寒さの感じ方も違うので中身の充填量であたたかさを調整できるというのは受注生産の強みですよね。
最近では送料も1万円以上買わないと無料にならなかったりしますが、送料が無料というのもポイントが高いです。
安く買ったつもりが送料を含めると高かった・・・なんてこともありますからね。
また家族の分も一緒に買うとなった場合は890円も割引されるのでかなりお得です。
自分はもうダウンケットを持っているので今は必要ないですが、友達にはこの商品をおすすめしています。
いいところばかり挙げていても説得力がないと思うので、デメリットも挙げておきます。
といってもデメリットはほとんどなくて、受注生産なので即日発送が難しいという点ぐらいです。
それでも5~7日間程度で発送してもらえるので、1か月待ち!みたいなことにはならないのでそこまで気にもなりませんよね。
ほんとにデメリットってこんな程度です。
完全におすすめです。
ネットで買うのが不安な人におすすめの洗える日本製ダウンケット
ネットで買うのが不安な人におすすめの日本製のダウンケットがコチラ。
おすすめポイントを下にまとめますね。
- 家庭で洗える
- 柄があるので汚れや汗ジミが目立ちにくい
- 3年間の長期保証あり
- 全額返金保証もついている
- 1,000円分の丸洗い割引券つき
- 4,000円分の打ち直し(リフォーム)の割引券つき


先ほどのダウンケットと違いこちらは柄がついているので汚れや汗ジミが目立たないのはいいですよね。
日本の自社工場で作っているので品質に自信があるので3年間の長期保証がついている点もプラスポイントです。
このダウンケットの1番のおすすめポイントは全額返金保証がついている点です。
商品の到着後7日以内であれば返品の手続きをすれば、返品することが出来ます。
使ってみてあわなかったりしても返品することができますし、未開封、未使用でも返品もしくは別のお布団に交換してもらうことができます。
しかも返品時の送料はこちら負担のところが多いですが、このサービスではヤマト指定にはなっちゃいますが着払いで送ることもできます。
これは買う側からすれば安心できるサービスですよね。
注意点は返品時の手続きの受付時間が9時から17時で日祝を除くというところは覚えておいた方がいいですよ。
ダウンケットは自分で洗うことの多いお布団なので使うことは少ないかもしれませんが、冬用のお布団の丸洗いや羽毛布団の打ち直し(リフォーム)の割引券がついているのも嬉しいです。
ダウンケットを使っている間に冬用の羽毛布団を洗ってしまうというのもありですよ。
実際に僕も羽毛布団はクリーニングに出して洗ってもらっています。
ちなみに僕が実際に他社で洗ったときのレビューをしているのでどんな感じなのか気になった人は羽毛布団の宅配クリーニングでおすすめのフレスコで洗ってみた【口コミを画像付きで解説】という記事にしているので参考にどうぞ。
打ち直し(リフォーム)についてはこの工場がおすすめです。
羽毛布団の打ち直しはすやすやがおすすめ!【値段も安いのに羽毛も生地も高品質】という記事で解説しています。
ダウンケットを使っている夏場に出すと寒くなってきたときにすぐ使えるのでおすすめですよ。
次はデメリットの方も解説していきます。
デメリットとというワケではないんですが、このダウンケットは先ほどのダウンケットと比較した場合、ダウン率が70%なので羽毛の質という面では少し劣ります。
ただ羽毛の充填量が0.4㎏と多めに入っているので、寒さを感じることはないと思いますよ。
デメリットはこれぐらいですね。
ネットで買うのが怖いといった人や失敗するのは嫌だなと思う人には合わなかったときに返品も出来るこのダウンケットがおすすめです。
楽天でもかなりの件数の口コミもありますので参考にしてみるのもいいですよ。
品質にもしっかりこだわった日本製の洗えるダウンケット
先に挙げた2つは日本製でも値段が安いものを紹介しましたが、品質にもしっかりとこだわったいいダウンケットが欲しいという人にはこのダウンケットがおすすめです。
おすすめポイントは3つあります。
- 家庭で洗える
- 中国ホワイトグース90%
- 羽毛のDP(ダウンパワー)は400以上
- 側生地は綿100%60サテン
- 綿100%なのでポリエステルと違ってカシャカシャ音が鳴らない


ダウンケットに使われる羽毛はダックがほとんどなのですが、このダウンケットはグースが使われています。
ダックとグースの大きな違いはダウンボールの大きさが違うのですが、グースを使っているので少ないダウンの充填量でもしっかりとあたたかいです。
ダックとグースについては【羽毛布団】羽毛のメリットやデメリットを解説!ダックやグースで何か変わるの?という記事で解説しているのでここでは省略しますが、興味がある人は読んでみてください。
ちなみに羽毛のふくらみを数値化したものをDP(ダウンパワー)といいますが、数字が大きいほどよくふくらんで暖かいです。
僕の知っている限り一番高い数値で500が最高なので、DP400は十分高いほうでダウンケットであれば文句なしですよ。
ちなみにDPについては【失敗しない選び方】羽毛の産地の違いは?大事なのはDP(ダウンパワー)【ラベルも解説】という記事で解説していますので参考にしてみてください。
側生地では先ほどまではポリエステルが入っている生地でしたが、このダウンケットは綿100%ということで吸湿性に優れています。
ポリエステル混の生地の場合はどうしてもムレ感があったりするのですが、綿100%の吸湿力だと軽減されますよ。
汗も吸ってくれるので汗疹が気になる人は生地の素材は綿100%がおすすめです。
あと何気に気になる人は気になる要素ですが、ポリエステル混の生地の場合はカシャカシャと音が鳴ることがあってそれが気になる人がいますが綿100%の場合はその音の心配はしなくていいですよ。
ここまでがメリットです。
次はデメリットも説明しておきます。
綿100%なのでポリエステル混の生地と比べると最初は少しゴワゴワとしたように感じるかもしれません。
あとは綿100%ということで少し重たく感じるかもしれません。
ただこれも極端に重たいワケではなくそこまで大きくは変わりませんよ。
逆にしっかりとしているお布団がいい人にはおすすめにもなる要素ですしね。
デメリットはこんなところです。
しっかりと品質にこだわりたい人におすすめのダウンケットです。
日本製の洗えるダウンケットについてのまとめ
今回は日本製の洗えるダウンケットのおすすめを紹介しましたが、基本的には日本製のダウンケットをおすすめしています。
やはり匂いの問題は気になるので、少しでもそのリスクが少ないものがいいと思うので。
本当に臭いのは臭いですからね。
とはいえもっと安い海外製のダウンケットのおすすめが知りたいという人もいると思うのでそちらもまた下のまとめ記事からどうぞ。
まとめ記事ではダウンケットの使い方から選び方、おすすめのダウンケットやカバーのことまでまとめていますのであわせてご覧ください。
他にも夏におすすめで1枚持っていると年中使いまわしのきく真綿布団があります。
真綿布団については真綿布団とは?どんな人に向いてる?メリットやデメリットを解説【綿の1.5倍ムレにくい】という記事で解説していますので参考にしてみてください。
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