おすすめの羽毛布団を教えて欲しい。
有名メーカーからサクッと買いたい。
この記事ではこんな疑問にお答えします。
睡眠環境・寝具指導士で現役の寝具業界の営業マンのしーさんがおすすめの理由も含めて解説します。
おすすめの寝具メーカーから選ぶ羽毛布団の記事の第2弾になります。
この記事ではおすすめの寝具メーカーの中から昭和西川の羽毛布団を紹介します。
今までの記事と同様に商品の仕様からおすすめポイントも含めて解説していきます。
昭和西川の羽毛布団は高品質かつ低価格、対応や保証についてもしっかりとしているので安心しておすすめできる寝具メーカーですよ。
自分で選ぶときの参考にしてください。
ちなみに2020年の羽毛布団のおすすめをランキング形式で紹介した記事も書きました。
この記事で紹介している昭和西川以外のメーカーやコスパの高い羽毛布団を厳選しています。
羽毛布団選びに悩んでいる人は【2020年】羽毛布団のコスパ抜群おすすめ人気ランキング10選【寝具業界の人間が選んでみた】という記事も参考にしてみてください。
昭和西川のおすすめ羽毛布団3選!
寝具メーカーのなかでも今一番勢いのあるメーカーが昭和西川です。
商品の品質についてはかなり厳しい品質基準を設けていますし、初期不良の対応もしっかりしてくれますよ。
個人的にも今は寝具メーカーの中でも一番おすすめかなと思います。
今までは百貨店や専門店が中心だったのですが、ここ数年ではネット通販や量販店の方でも取り扱いが増えてきていて要注目です。
元々の百貨店向けでのノウハウを活かして高品質な羽毛布団を安く販売していますよ。
それではおすすめの羽毛布団を3パターンで紹介します。
安くてコスパのいい羽毛布団が欲しい人向け
この羽毛布団は以前に2万円以下で買える羽毛布団のおすすめでも紹介しています。
初めて羽毛布団を買う人や寝ているときに寒いと感じる人におすすめの羽毛布団になります。
このお布団の詳しい解説は以前に【羽毛布団は高い?】通販で買える安い羽毛布団のおすすめ5選!【2万円まで】という記事でしていますのであわせてご覧ください。
とはいえ、比較する仕様やおすすめポイントがわからないと不便ですので仕様とおすすめポイントはこの記事でも簡単に解説しておきます。
- 側生地:ポリエステル85% 綿15%
- キルト:4×5マス立体キルト
- 羽 毛:ムラードダックダウン90% フェザー10% DP380
- 充填量:1.3㎏
- 備 考:日本製
最近の羽毛布団は1.2㎏のものが主流で羽毛の価格相場が高くなると1.0㎏しか入っていないものが出てきている中、このお布団は羽毛を増量して1.3㎏入りということでかなりコスパがいいです。
しかも安い羽毛だから増量したというワケではなく、それなりにいい品質の羽毛を増量しているので十分おすすめできる保温性はあるかと。
- フランス産の羽毛でDP380
- 羽毛の充填量1.3㎏
- 昭和西川品質
- 値段が安くコスパがいい


おすすめ寝具メーカーの昭和西川製で税込み19,800円(2020年9月時点)とコスパと品質面で考えるとかなりおすすめです。
羽毛にも生地にもこだわって長く使える羽毛布団が欲しい人向け
中級クラスの中ではかなりコスパがいい羽毛布団です。
あまり安い羽毛布団だと少し不安だという方やちょっと贅沢な羽毛布団で眠りたいという方におすすめです。
まずはこの羽毛布団の仕様についてまとめます。
- 側生地:綿100% 60番手サテン
- キルト:二層キルト
- 羽 毛:ポーランド産ホワイトグースダウン93% フェザー7% DP410
- 充填量:1.2㎏
- サイズ:150×210㎝
- 総重量:約2.5㎏
- 生産国:日本製
- 備 考:ダニプルーフ加工、花粉フリー加工
羽毛は名産地であるポーランド産ホワイトグース93%を1.2㎏も入っているので十分な品質。
羽毛のふくらみを表すDP(ダウンパワー)も410ということでほぼ最高ランクに近い羽毛です。
この品質の羽毛と充填量であれば寒がりな人や部屋が寒いという人でなければ毛布を使わず1枚で寝ることも大丈夫ですよ。
羽毛について詳しく知りたいという人は【失敗しない選び方】羽毛の産地の違いは?大事なのはDP(ダウンパワー)【ラベルも解説】という記事で解説していますのであわせてご覧ください。
生地に関しても綿100%ということで吸湿性にも優れていますし、60番手サテンということで風合いもよく肌触りもいいです。
吸湿性が優れていると寝ているときに熱がこもって蒸れる感じが軽減されます。


蒸れて寝つきが悪くなるのよね・・・


綿100%生地の羽毛布団だとかなり軽減されますよ!
キルトパターンにしても二層キルトなのでお布団の中の暖かい空気が逃げにくい仕様。
詳しくは下の図をご覧ください。
よくある立体キルトだと縫い目からお布団の中の熱が逃げやすいですが、二層キルトだと縫い目が上の層と下の層でズレているのでお布団の中の暖かい空気が逃げません。
意外とこういったささいなことでも暖かさは変わるのでポイント高いですよ。
ポリエステル混の生地と違いカサカサと音が鳴ることはありませんし、ツルツルとした感触もありませんので音や肌触りが気になる方にも綿素材がおすすめ。
生地にもダニプルーフ加工と花粉フリー加工がされており、簡単に解説します。
花粉フリー加工…花粉がつきにくく、落ちやすい加工
こんな感じの機能がついています。
注意しておかないといけないのが、ダニがお布団の中に入らないだけであって寄せ付けない加工ではないですよ。
とはいえ機能性加工がついているのは嬉しいポイントですよね。
最後にこの羽毛布団のおすすめポイントをまとめます。
- グースでDP410なのでふっくらあたたか
- グースを使っているので臭いのリスクが少ない
- 綿100%の60サテンを使用しているので吸湿性が高く風合いもいい
- 二層キルトなので体に寄り添いやすく保温性が高い
- 昭和西川品質
- 品質と値段のバランスが最高


これだけいい素材を使いつつ、税込み39,999円(2020年9月時点)というのは中級クラスの中でかなりコスパがよくておすすめですよ。
最高級の羽毛布団が欲しい人向け
最高品質の羽毛布団が欲しいという方はコチラの羽毛お布団がおすすめ。
羽毛、生地、キルティングの全てにおいて最高級の品質の羽毛布団です。
こちらのお布団は全ての素材にこだわって最高級の羽毛布団で眠りたいという方におすすめの羽毛布団になります。
値段は高いと思うかもしれませんが、この品質でこのお値段は実はそんなに高くないですよ。
正直、どこにでも売っているような羽毛布団ではないですし。
注意点としては羽毛の充填量が0.7㎏の合掛け布団と1.1㎏の本掛け布団があるので購入を検討されるときには注意してみてくださいね。
※2020年10月時点では本掛けが売り切れになっていています。
それでは商品の仕様をまとめます。
- 側生地:綿100% 245番手双糸×300番手双糸サテン
- キルト:セーフティカローキルト
- 羽 毛:ポーランド産ポンメルンマザーグースダウン95% フェザー5% DP450
- 充填量:合掛け0.7㎏、本掛け1.1㎏
- サイズ:150×210㎝
- 備 考:日本製、抗菌防臭防ダニ加工
羽毛ですが、昔から羽毛の産地として有名なポーランドのマザーグースを使用していて羽毛のふくらみを表すDPも450もあり最高品質の羽毛です。
もちろんこのクラスでも昭和西川の品質基準でしっかりと検査されていますので、いい羽毛でも品質面では手を抜いていませんよ。
生地に関しても最高品質の生地を使用して綿100%の245番手双糸と300番手双糸で織っているのでかなり軽く風合いがいいです。
糸の太さは糸番手の数字の大きさで変わるのですが、綿100%の中では60番手や80番手が多く使われていますが、この数字が大きければ大きいほど糸が細いです。
糸が細ければ生地はしなやかに軽くなります。
綿100%の吸湿性を持ちつつも軽量ということで羽毛のふくらみを邪魔しません。
単純に生地の品質でいえば綿100%の中では知っている限り最高品質です。
あともうワンランク上のものがありますが、市販のルートでは出てこないようなものですし。
しかもこの生地は綿100%なのにめっちゃ軽いんですよね。
側生地に関してはポリエステルなどの合繊系の生地の方が軽いことが多いのですが、この生地の場合は綿100%の素材の特性はそのままに一般的なポリエステル85%綿15%の生地よりも軽いです。
もちろん、ただ軽いだけでなく糸も細いので肌触りは抜群にいいですし、体に寄り添うドレープ性もかなり高いですよ。
キルティングもセーフティカローキルトという昭和西川のオリジナルのキルトパターンを採用しています。
このキルトはマス目から羽毛が移動したり偏ったりしないようにしている特殊なキルトになります。
普段寝ていて羽毛が偏っていて寒い思いをすることってありませんか?
偏りを感じたときにならして直すのはできるけど、面倒ですよね。
そういった手間もこのキルトなら羽毛の移動や偏りをほぼ防いでくれるので心配いりません。
昭和西川の羽毛布団の中でも高級品にしか採用されないキルトパターンです。
最後におすすめポイントについてまとめておきます。
- グースでDP450なのでふっくらあたたか
- グースを使っているので臭いのリスクが少ない
- 綿100%の245番手双糸×300番手双糸サテンを使用しているので吸湿性が高く軽くて風合いもかなりいい
- セーフティカローキルトなので羽毛が移動しにくく偏りがない
- 抗菌防臭防ダニ加工
- 昭和西川品質


間違いなく最高級クラスの羽毛布団ですので、どうせなら一番いい羽毛布団で眠りたいという人におすすめです。
羽毛布団選びに悩んでいる人におすすめのまとめ
昭和西川のおすすめの羽毛布団について紹介しましたが、昭和西川の羽毛布団って種類も多くて結構迷いました。
他社の羽毛布団と比較してもコスパのいいお布団が多いでの寝具メーカーとしてもおすすめですよ。
もちろん初期不良の対応もよく、信頼できるメーカーだと思います。
ネットで買うのが不安だという方は百貨店や量販店でも取り扱いがあるので興味がある人はお近くのお店で探してみてください。
ちなみに昭和西川からコインランドリーで洗える羽毛布団も販売されました。
もし羽毛布団も自分で洗いたいという人であれば【やっと出た】コインランドリーで洗える羽毛布団のおすすめ2選!【クリーニングいらず】の記事で解説しているのであわせてご覧ください。
他にもおすすめの寝具メーカーを知りたいという人はおすすめメーカーから選ぶ羽毛布団!【迷った時はメーカーで選ぶのもあり】という記事でも解説していますのであわせてご覧ください。
メーカー問わずおすすめの羽毛布団が知りたいという人は【2020年】羽毛布団のコスパ抜群おすすめ人気ランキング10選【寝具業界の人間が選んでみた】という記事で2020年のおすすめの羽毛布団についてまとめています。
こちらもあわせてご覧ください。
コメント