羽毛布団の重さの目安はこれ!充填量の正しい選び方!【サイズ別で解説】

羽毛布団
スポンサーリンク

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

羽毛布団の中身の量ってバラつきがあるけど、何が違うの?
羽毛布団の重さってどれを選べばいいの?
重さの平均や目安を教えて。

 

この記事ではこんな疑問にお答えします。

 

睡眠環境・寝具指導士で寝具業界の営業のしーさん(@lipton0507)が解説します。

 

羽毛布団の中身って結構バラつきがありますよね。

ちょっと前まではシングルサイズで1.4㎏ぐらい入っていたのが1.1㎏だったり・・・

 

これって何で中身の羽毛の量が減っていってるのかも気になるし、どれぐらいの重さの羽毛布団を選べばいいのか気になりますよね。

 

この記事ではそんな羽毛布団の重さの目安や正しい充填量の選び方について解説します。

読み終われば羽毛の量の選び方がわかりますよ。

 

ちなみに手っ取り早くおすすめの羽毛布団が知りたいという人は【2020年】羽毛布団のコスパ抜群おすすめ人気ランキング10選【寝具業界の人間が選んでみた】という記事で2020年のおすすめの羽毛布団についてまとめています。

布団選びの参考にしてみてください。

 

スポンサーリンク

羽毛布団の充填量や重さで何が変わる?

悩んでいる男性

羽毛布団の充填量や重さで変わるのは暖かさと寝心地です。

 

単純に羽毛の量が少ないものだと暖かさが足らなくて寒いというのは、なんとなくわかると思います。

 

極端な例だと夏に使うダウンケットを冬に使うと寒いですよね。

逆に冬に使う羽毛布団を夏に使えば暑くて寝れないですし。

 

単純に羽毛の量が変わると暖かさが変わります。

 

あと羽毛の充填量や重さが変わると寝心地も変わります。

 

これも極端な例ですがダウンケットのような肌掛けタイプだとシングルサイズ1枚あたり0.3㎏ぐらいのものが多いですが、寝心地はペラペラでどちらかというと生地を掛けて寝ているといったイメージです。

 

冬に使う羽毛布団だと1.1㎏以上入っているものが多いので、ふかふかでふっくらとした寝心地になります。

 

実際、並べて比べてみると見た目でもわかりますしね。

では次で実際にどれくらいの羽毛の量や重さの目安にすればいいのか見てみましょう。

 

羽毛布団の種類とサイズ別の重さの目安

メリットのイメージ

羽毛布団の羽毛の量や重さって何を目安にすればいいのかわかりませんよね。

ここでは羽毛布団の種類やサイズ別に羽毛の量や重さの目安について解説します。

 

表で簡単にまとめるので、参考にしてみてください。

 

ちなみに羽毛の品質を表すDP(ダウンパワー)という数値もあわせて見ておいてください。

基本的に数値が高いほど品質がいい羽毛だと思ってもらって大丈夫です。

 

羽毛の品質については【失敗しない選び方】羽毛の産地の違いは?大事なのはDP(ダウンパワー)【ラベルも解説】という記事で詳しく解説しているのであわせて読んでおくといいですよ。

 

 

羽毛布団の重さの目安

主に冬に使う羽毛本掛け布団の重さの目安をまとめます。

まずは目安の一覧表をご覧ください。

 

シングル セミダブル ダブル クイーン キング
DP350~DP399 1.3㎏ 1.6㎏ 1.8㎏ 2.0㎏ 2.2㎏
DP400以上 1.2㎏ 1.4㎏ 1.7㎏ 1.9㎏ 2.0㎏

 

この表にまとめた羽毛の量や重さの目安はあくまで平均的なものだと思ってください。

寒い地域に住んでいる人や暖かい地域に住んでいる人の場合は多少前後があってもOKです。

 

とはいえ、寒い地域に住んでいる人の場合でも最近では住宅の気密性が高くなっていますし、エアコンなどの暖房器具を併用する場合はこの重さを目安にしてもらって大丈夫ですよ。

 

羽毛肌掛け布団(ダウンケット)の重さの目安

梅雨から夏にかけて暑い時期に使う羽毛肌掛け布団(ダウンケット)の羽毛の量や重さの目安もまとめます。

こちらの表をご覧ください。

 

シングル セミダブル ダブル クイーン キング
DP350~DP399 0.3㎏ 0.4㎏ 0.5㎏ 0.6㎏ 0.7㎏
DP400以上

 

最近では羽毛の量が少ないものも増えてきています。

羽毛の量が少ないものを選ぶと値段は安くなる傾向にありますが、少なすぎるとペラペラすぎるのでおすすめしません。

 

シングルサイズで0.2㎏とかだったら5×6マスのものなら1マスあたり6g程度しか入っていませんので、もはや入っているだけであんまり意味がありません。

最低でも1マスあたり10g程度は入っているものを選ぶ方がいいですよ。

 

特にエアコンをつけっぱなしで寒いと感じる人は最低でもシングルサイズで0.3㎏ぐらいはあった方がいいですよ。

 

ちなみに2021年の羽毛肌掛け布団(ダウンケット)のおすすめを【2021年版】寝具指導士が選ぶダウンケットのおすすめランキング【コスパ重視】という記事で僕が比較し厳選して選びました。

 

自分で選ぶのが自信がないという人や比較するのが面倒だと思う人はこちらの記事を参考に選んでみてください。

 

 

合掛け羽毛布団の重さの目安

春や秋に使ったりする合掛け羽毛布団の羽毛の量の目安もまとめておきます。

まずは目安の一覧表をご覧ください。

 

シングル セミダブル ダブル クイーン キング
DP350~DP399 0.8㎏ 1.0㎏ 1.2㎏ 1.4㎏ 1.5㎏
DP400以上 0.7㎏ 0.85㎏ 1.0㎏ 1.1㎏ 1.2㎏

 

合掛け布団っていうと馴染みがないかもしれませんが、2枚合わせの羽毛布団を買った人であれば肌掛けとセットで入っていた羽毛布団が合掛け布団になります。

 

普通の羽毛布団と羽毛肌掛け布団の真ん中ぐらいの位置づけですね。

実際、羽毛の充填量も2つの間ぐらいですしね。

 

こんな感じで以上が羽毛布団の重さの目安になります。

基本的にこの重さを羽毛布団の目安にすると失敗は少ないですよ。

 

羽毛の重量がおかしいとどうなる?

疑問

羽毛布団の重さが多かったり少なかったりした場合はどうなるかも気になりますよね。

ここでは羽毛の量が多かった場合と少なかった場合の2パターンに分けて解説します。

 

ただ、羽毛の量が多くても少なくても使えないことはないですよ。

適切な量でない場合は多くても少なくても無駄が多くなるという点が問題なだけです。

 

今使っている羽毛布団の重さが適切でなかったとしても、買い替える必要はないので安心してください。

 

羽毛の量が多い場合

羽毛の量が多かった場合、単純に重たくなります。

それに暖かくなりすぎると感じる人もいるかもしれません。

 

とはいえ、暖かすぎるという風に感じる人はあまりいないので問題になることは少ないです。

 

むしろ重たく感じる人は結構多くいます。

軽い羽毛布団の方が寝返りも打ちやすく楽に寝ることができるので、これは少しデメリットですね。

 

羽毛の量が少ない場合

逆に羽毛の量が少ない場合は単純に寝ていて寒いです。

これも少し問題ですが、我慢できないようであれば毛布を使ったりすることで対応できます。

 

ただ、本来軽く暖かく寝るために使う羽毛布団なのに毛布を一緒に使うとなると重たくなるとあんまり意味ないですよね。

 

最近の住宅事情を考えれば、よほど寒い地方でなければ羽毛布団1枚で寝ることができるのに毛布も一緒に使わないといけないというのはデメリットです。

 

毛布を買うのにお金もかかりますし、重たくなりますからね。

そういった無駄が増えてしまうので羽毛の量が少ないのはデメリットです。

 

羽毛の充填量が前と比べて減ってるのはなぜ?

悩みのイメージ

そもそも昔と比べて羽毛布団の羽毛の量って減ってない?と思う人もいるかもしれません。

 

正解です。

 

昔と比べて羽毛布団の羽毛の量は減っています。

前までであれば冬用の羽毛布団であれば1.4㎏とか1.5㎏ぐらい入っているものも多くありました。

 

これには理由が2つあります。

 

  1. 住宅の気密性が上がってそこまで暖かくなくても問題がなくなった
  2. 羽毛の価格が高くなった

 

マンションや一戸建ての気密性が高くなり、昔みたいに家の中が寒くて耐えれないということは減っていますよね。

断熱材もたっぷり入っているかもしれませんし、暖房器具も発達しましたしね。

 

なので寝室が極端に寒すぎるということもなくなっているので、羽毛の量を減らしても快適に寝れるようになりました。

 

これが羽毛の量が減った要因のひとつです。

 

もうひとつ羽毛の量が減った要因として、羽毛の価格が上がったことが挙げられます。

羽毛は取れた量や需要量に応じて値段が変わります。

 

日本でニュースになったりすることもありますが、鳥インフルエンザが発生した年は羽毛の価格が上がったりすることが多いですね。

それ以外でも下がる年もあるのですが、基本的には年々上がっている傾向にあります。

 

羽毛もピンキリで1㎏あたり数千円から数万円するものまであります。

0.2㎏や0.3㎏減らすだけでもかなりのコストダウンになります。

 

売れる価格帯を維持するためにコストダウンをしたのも、羽毛の量が減ってしまった要因のひとつです。

 

羽毛布団は重量だけでは選べない

ポイント

ここまでは羽毛布団の充填量や重さを中心に解説をしてきましたが、羽毛布団を選ぶときは羽毛の重さだけでは選べません。

 

羽毛の量も大事ですが、羽毛の品質が重量と大きく関係があります。

 

高品質の羽毛であれば羽毛の量は少なくても大丈夫ですし、低品質な羽毛であれば羽毛の量が少ないと寒い思いをすることになります。

 

羽毛の品質については【失敗しない選び方】羽毛の産地の違いは?大事なのはDP(ダウンパワー)【ラベルも解説】という記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

 

 

羽毛の品質の良し悪しを見分ける数値としてDP(ダウンパワー)という数値があるのですが、このDPが400以上あれば高品質と考えて大丈夫です。

 

DP400ぐらいの羽毛であれば先ほどの表の羽毛の量でも十分満足できると思いますよ。

DP440ぐらいであればもう少し羽毛の量を減らしても大丈夫かもしれません。

 

逆にDP350ぐらいのものであればもう少し羽毛の量がある方が安心ですね。

ただ、羽毛肌掛け布団(ダウンケット)であればそこまで暖かさはいらないので、先ほどの羽毛肌掛け布団の羽毛の量をそのまま目安にして大丈夫ですよ。

 

羽毛布団の重さの目安のまとめ

まとめのイメージ

羽毛布団を選ぶときに羽毛の量や重さは大事なポイントになります。

ただ、単純に量や重さだけで選ぶのはではなく、羽毛の質とあわせて選ぶことが大事です。

 

とはいえ、羽毛の量の目安を知っていることは大事です。

 

値段が安いからといって買ってみたら羽毛の量が少なくて寒い思いをすることになってしまいます。

そうならないためにも羽毛の量によって値段が変わるということも覚えておいてください。

 

他にも羽毛布団の選び方やおすすめが知りたいという人は【2020年版】羽毛布団で失敗しない選び方まとめ!【おすすめやお手入れ方法も解説】という記事でまとめていますので参考にしてみてください。

 

ちなみに2020年の羽毛布団のおすすめをランキング形式で紹介した記事も書きました。

羽毛布団選びに悩んでいる人は【2020年】羽毛布団のコスパ抜群おすすめ人気ランキング10選【寝具業界の人間が選んでみた】という記事も参考にしてみてください。

 

 

羽毛布団
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
しーさんをフォローする
スポンサーリンク
プロフィール
このブログを書いた人
しーさん

30代の寝具業界の営業マン。
睡眠環境・寝具指導士の資格あり。
寝具に疑問や不満を感じている人の手助けができればいいなと思いブログを立ち上げ情報を発信中。

しーさんをフォローする

コメント